星街すいせいの夢が実現！日本武道館ライブの感動シーンを振り返る

星街すいせい日本武道館 Live “SuperNova”が実現！

2023年2月1日、バーチャルYouTuber「星街すいせい」にとって特別な日となりました。彼女の夢だった日本武道館での初公演「Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live “SuperNova”」が盛況のうちに開催されたのです。この公演は、昨年の人気曲「ビビデバ」のMVが1億回再生を突破し、さいたまスーパーアリーナでの公演も成功させるなど、彼女のキャリアにおける重要なステップでもあります。

星街すいせいの夢との邂逅

星街すいせいは、ホロライブに加入する以前、2018年から個人勢として活動を開始しました。当初は彼女の自己紹介動画でも日本武道館でのライブを目標として掲げており、リスナーと共有してきました。今回のライブは、彼女自身が作詞作曲に参加した最新アルバム『新星目録』を引っ提げ、これまでの道のりを総括する意味でも価値のあるものでした。

ステージの演出と開演

公演が始まると、会場は彼女のビジュアルテーマである星をモチーフにした鮮やかな演出に包まれました。OPムービーが流れ、武道館はまるで銀河そのもの。大歓声の中、最大のヒット曲「ビビデバ」で幕を開けると、彼女の登場に会場が沸き立ちました。バンドメンバーも参加した華やかなパフォーマンスは圧巻で、観客も手を叩き、コール＆レスポンスを楽しむ姿が印象的でした。

その後も「TRUE GIRL SHOW」や「Newton」など、数々の名曲が披露され、アットホームな雰囲気の中で一体感を生むことに成功しました。特に「綺麗事」は、彼女自身の思いを込めた歌で、観客に向けたメッセージが強く伝わる場面でもありました。

音楽とビジュアルの融合

ライブは、音楽とビジュアルを融合させる試みが随所に見られました。「ビーナスバグ」や「ムーンライト」などの楽曲では、都会の夜を感じさせる演出が施され、心地よいメロディが観客を魅了しました。また、彼女の歌詞には「2次元と3次元の壁を取り壊したい」という思いも見え隠れし、ファンにとっても感慨深い瞬間が多かったと語られています。

クライマックスに向けて

ライブの中盤では「革命」のテーマが発表され、印象的な「Caramel Pain」や、ダンスパフォーマンスが際立った「AWAKE」をはじめ、彼女の多才さが際立ちました。特に「先駆者」では、熱気に包まれた会場が一体となり、「拳上げろ！」という呼びかけに応じた瞬間は圧巻でした。

思い出のシーンの数々

この公演では、星街すいせいのこれまでの活動を振り返るセッションも組まれ、懐かしい記憶を呼び起こされる演出がありました。彼女の夢であった武道館ライブは、やはり彼女自身の成長の証とも言えるでしょう。

エンディング

最後に披露された「ソワレ」では観客が一体となって盛り上がり、ステージ上のすいせいも感謝の気持ちを伝える場面が印象的でした。また、エンドロールでの「Comet」のインスト流れる中、観客も彼女の代わりにメロディを歌い上げる感動のシーンも見られました。

このように、星街すいせいの夢が詰まった日本武道館でのライブは、彼女にとってもファンにとっても重要な一日となったことでしょう。彼女は今後も多くの人々に感動を与え続ける存在でありましょう。期待が高まります。

取材・文／杉山仁
写真／Takashi Konuma