春の特別展示「ぼくとじぃじのランドセル展」
池田屋が主催する特別展示、「ぼくとじぃじのランドセル展」が、東京銀座店を皮切りに各地で開催されることが決まりました。このイベントは、91歳になるおじいちゃんの思い出深いランドセルが主役。4月から続く展示は、全国の池田屋店舗で行われ、入場は無料です。
じぃじのランドセルのバックグラウンド
2010年、飛騨高山の蔵で発見されたこのランドセルは、製造からおよそ85年が経ちます。85年前は、多くの子どもたちが教科書や学用品を風呂敷に包んで通学しており、ランドセルはごく一部の子どもたちにしか普及していない特別なものでした。おじいちゃんが実際に使用していたこのランドセルは、発見後すぐに池田屋の代表に譲られ、修繕が施され、今では貴重な資料として大切に保管されています。
このランドセルの外寸は高さ25.5x横幅20.5xマチ幅10cm、重さは580グラム。現代のランドセルよりも小さめですが、形は学習院型と呼ばれるものです。サイズや機能は時代の流れで変わり続けていますが、オーソドックスなデザインは今も受け継がれています。
展示スケジュール
「ぼくとじぃじのランドセル展」は、以下のスケジュールで開催されます:
- - 3/3(土)~ 3/18(日): 東京銀座店
- - 3/20(火)~ 4/1(日): 大阪梅田店
- - 4/3(火)~ 4/15(日): 静岡店
- - 4/18(水)~ 4/29(日): 博多店
- - 5/2(水)~ 5/13(日): 浜松店
- - 5/15(火)~ 5/27(日): 清水店
各店舗での開催時間は、原則として午後の遅くまで行われますので、ぜひお友達や家族と一緒に訪れてみてください。
池田屋の理念
池田屋は1960年に設立されて以来、子どもたちの安全や快適を第一に考えたランドセルを作り続けています。素材や部品、製造プロセスには、子どもたちが安心して使えるように工夫が詰まっています。そのため、全国の多くのお客様に愛用されているブランドとして成長してきました。
おじいちゃんと子どもたちのつながり
展示会では、ただランドセルを見るだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんと共に昔の思い出を語るなど、世代を超えた素敵な時間を過ごすことができる機会です。おじいちゃんのランドセルを見て、昔話に花を咲かせることで、親子、祖父母と孫の絆が一層深まることでしょう。
最後に、池田屋は「子ども思いの森」といった社会貢献活動にも力を入れており、地域社会へのより良いサービスを提供し続けています。ぜひこの春、池田屋の特別展示に足を運び、じぃじとぼくのランドセルの歴史を感じてみてください。