バッハの名曲をチェロで楽しむ水谷川優子の特別コンサート

プロフィールと活動内容

水谷川優子は、5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科を卒業後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院を首席で卒業。その後もローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーでの研鑽を重ね、ヨーロッパや日本を中心に演奏活動を展開してきました。数々のコンクールで受賞歴があり、その演奏は高評価を受けています。

水谷川は特にバッハの無伴奏チェロ組曲に魅せられ、リサイタルシリーズでは独自のプログラミングを提供しています。彼女の音色は「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」と評され、演奏だけでなく教育活動にも積極的に取り組んでいます。特に少年院やホスピスへの訪問演奏、チャリティコンサートの開催にも力を入れています。

サロンコンサートの詳細

今般、水谷川優子が参加する第19回鎌倉芸術祭では、彼女の特別サロンコンサート「水谷川優子の新明解チェロ辞典〜師走にBACH！」が12月8日に開催されます。このコンサートでは、バッハの名曲無伴奏チェロ組曲の中から、特に有名な「第1番」とその深遠さで知られる「第5番」を演奏します。

このサロンコンサートは鎌倉の美しい隠れ家空間で行われるため、観客はチェロの音色を近くで感じることができます。水谷川のトークも交えながら、バッハの作品をより深く理解できる内容となっており、音楽に親しむ良い機会です。