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CARTIVATOR、空飛ぶクルマ開発の拠点を愛知と東京に設置

日本のモビリティ業界に革命をもたらそうとする団体、CARTIVATORがこの度、愛知県豊田市と東京都港区に空飛ぶクルマの開発拠点を設置し、今後の活動を加速させることを発表しました。この動きは、日本における空飛ぶクルマの実現に向けた大きな一歩となるでしょう。

愛知県豊田市の新拠点「SENTAN」

愛知県豊田市に設立される拠点は、9月17日に開所する『豊田市ものづくり創造拠点SENTAN』に位置しています。豊田市は「ものづくりのまち」としての活性化を目指しており、この拠点においてCARTIVATORに対する支援が決まったことが発表されました。

この愛知拠点では、CARTIVATORの主な開発活動が行われ、試作機の製作、保管、メンテナンスなどが実施される予定です。また、定期的に開催される定例会や報告会を通じて、進捗状況を共有し、技術のさらに深化を図る取り組みが行われます。

東京での挑戦：TechShop Tokyo

そして、東京都港区にも新たな拠点が設立されます。この東京拠点は『TechShop Tokyo』に設置され、富士通やテックショップからの支援のもと、柔軟な技術開発環境を提供していきます。これにより、部品の試作を含む様々な開発が行われ、定期的な会議を通じて技術革新が促進されるでしょう。

新たなデザイン「SkyDrive SD-01」

CARTIVATORは、新たな支援による活動拠点設置を前に、1/1スケール試作機『SkyDrive SD-01』の設計も進めています。この機体は、近未来的なデザインで「子供たちにも嬉しい」スタイルを持ち、ドライブモードでは自動車を連想させる外観を持ち、飛行モードではフェンダーが変形してプロペラとして浮上するユニークな仕様です。

未来に向けた取り組み

CARTIVATORは、豊田市や富士通、テックショップジャパンの支援を受け、2020年には『SkyDrive』の実機お披露目を目指しています。空飛ぶクルマの開発は、将来的に都市の交通問題解決や災害時の活用に寄与することが期待されています。

海外ではすでに多くの企業が空飛ぶクルマの開発に取り組んでおり、CARTIVATORも2030年までに市販化を実現することを目標に掲げています。特に、陸空両用かつ滑走路や大型車庫を必要としないコンパクトな設計が進行中です。

このように、CARTIVATORの新たな拠点設置とともに、空飛ぶクルマの未来が具体化しつつあります。今後の展開に期待が高まるところです。

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