UCCジャパン、水素焙煎コーヒーで国際的な名誉を獲得
UCCジャパン株式会社は、2026年7月2日にインド・ニューデリーで開催された「The EEF Global Hydrogen Awards 2026」で、水素焙煎コーヒーの取り組みが評価され、最高位賞であるプラチナ賞を受賞しました。この賞は、環境保護やカーボンニュートラルの推進において、顕著な功績を収めた企業や個人を表彰するものです。
この受賞に関して、UCCは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ」という理念に基づき、持続可能な未来の実現に貢献することを目的とした様々な取り組みを行っています。特に、水素をエネルギー源とした焙煎技術の開発に注力し、従来の化石燃料に代わる新たな方法を模索してきました。
水素焙煎コーヒーとは?
水素焙煎コーヒーは、UCCが開発した、CO2を排出しない水素を熱源とする焙煎方式です。通常、焙煎に用いられる天然ガスは、環境負荷の観点から課題となります。UCCはこの課題に対処すべく、2022年から水素焙煎に取り組みを始め、テストブレンドの焙煎を重ねてきました。結果として、従来と同じ味分けを再現するだけでなく、水素焙煎ならではの独自の風味を引き出すことに成功しました。
受賞理由として特に注目されたのは、CO2排出の削減が大きく評価された点です。また、国内最大級の店舗網を持つ小売チェーンの全店舗への導入が実現し、消費者が水素を使ったコーヒーとの日常的な接点を持つことができるようになったことも影響しています。これにより、水素エネルギーが持つ可能性を実際の体験として感じてもらえるようになりました。
基調講演での発表
「7th World Hydrogen Energy Summit 2026」において、UCC執行役員の里見が基調講演を行い、水素焙煎コーヒーの革新性や導入の背景を解説しました。参加者からは、「環境保護だけでなく、美味しさも追求したビジネスモデルとしての可能性が見える」などの意見が寄せられ、さらなる注目を集めました。
未来へ向けた取り組み
UCCは2040年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、持続可能なビジネスモデルの構築に努めています。水素焙煎技術の推進や新たな商品開発などを通じて、コーヒー焙煎の未来を切り拓いていくことでしょう。一貫した理念と技術革新をもとに、環境に優しい製品が消費者に届けられ、より良い社会の実現へと繋がることを期待しています。
まとめ
水素焙煎コーヒーの受賞は、UCCの持続可能な開発の取り組みが国際的に評価されたことを示しています。これからもUCCは、環境への配慮がなされた製品開発を続け、コーヒー業界の未来を切り拓いていく姿勢を示していくことでしょう。