新潟医療福祉大学が主催した「第41回日本義肢装具学会」
新潟医療福祉大学は、2025年11月8日・9日の両日に、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで「第41回日本義肢装具学会学術大会」を開催しました。大会長を務めたのは、義肢装具自立支援学科の東江由起夫教授で、実行委員長には佐藤未希講師が選ばれました。
この大会は、医師、義肢装具士、作業療法士、エンジニアなど、義肢装具に関わる多職種が集う学術大会であり、1,200名以上の参加者が全国各地から集まりました。大会のテーマは「治療・リハビリテーション・福祉用具の観点からの多職種連携による疾患・障害・高齢者へのアプローチ」でした。このテーマに基づき、最新の研究成果や臨床報告が発表され、参加者たちは活発な討論を行いました。
充実したプログラム内容
本大会では、研究発表に加え、企業ブースでの技術展示や多職種間の意見交換が行われ、多彩なプログラムが用意されていました。義肢装具分野において、技術の進化を反映した各種の展示が行われ、参加者は新たな技術を体験する機会を得ました。
参加学生たちも、学会運営スタッフとしてサポートを行い、研究発表を通じて自らの専門知識を深めることができました。また、企業の展示スペースでは、実際の医療現場やリハビリテーションに関連する最新の技術や製品に触れる機会があり、参加者たちは自らの学びを実践に活かす貴重な体験を得ました。
未来の可能性
本大会の結果、多職種連携による包括的な支援の重要性が再認識され、義肢装具分野における新たなアプローチが模索されました。また、参加者同士の交流を通じて、今後の研究や教育、臨床に向けたさらなる発展が期待されています。大会終了後には、参加者からは「非常に有意義で、今後の医療現場に役立つ知識を得られた」との声が多く寄せられ、参加者の満足度も高かったと報告されています。
新潟医療福祉大学は、看護や医療、リハビリなど、多様な分野を学ぶ学生を育成しており、今回の大会はその一環として、将来的な医療の可能性を探る重要なプラットフォームとなりました。大学、学生、そして参加者全員が、義肢装具技術の進化に寄与することを誓い合った場にもなったのです。特に、チーム医療の重要性を実感することで、今後の医療現場における協力体制の強化が期待されます。
新潟医療福祉大学は、医療系総合大学として、さまざまな学部と学科が連携し、包括的な教育を提供しています。今後も本学は、地域社会の健康支援に貢献しながら、学生たちに質の高い教育を提供し続けるでしょう。
詳しい情報については、新潟医療福祉大学の公式ウェブサイトをご覧ください。