養老孟司さんと歩く！アファンの森で五感を研ぎ澄ます親子体験プログラム

「SAYEGUSA &EXPERIENCE」は、子どもたちの感性を育むことを目的とした体験プログラム。2023年夏には、故C.W.ニコルさんがその人生をかけて再生させた「アファンの森」で、養老孟司さんをナビゲーターに迎え、親子で自然を満喫できるプログラム「森にこころを澄ませば」が開催されます。

アファンの森は、生態系のバランスが回復し、多様な生き物たちが共存する、まさに「生命の環」が息づく森です。養老孟司先生と一緒に、美しい森の中で五感を研ぎ澄まし、虫や生物を観察したり、風の音に耳を傾けたりすることで、子どもたちは自然の素晴らしさ、生命の尊さを感じ取ることができます。

このプログラムは、子どもたちが本来持っている「センスオブワンダー」 - 未知のものに対する驚きや感動 - を呼び覚ます旅です。自然と触れ合い、五感を刺激することで、子どもたちは新たな発見や学びを得ることができ、豊かな感性を育むことができます。

プログラムでは、養老孟司先生による自然解説や、アファンの森のガイドによる森歩きなどが予定されています。また、夜は森の中で天体観測を楽しむこともできます。

アファンの森は、故C.W.ニコルさんが36年かけて再生させた「再生の森」です。ニコルさんは、バブル経済による環境破壊を目の当たりにし、日本の自然を守るために、この森の再生に取り組みました。今では、絶滅危惧種を含む多くの生き物が生息する豊かな森へと生まれ変わりました。

ニコルさんの遺志を受け継ぎ、アファンの森を守り続けている一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の理事長・森田いづみさんは、このプログラムを通して、子どもたちが自然と触れ合い、その素晴らしさを感じてほしいと願っています。

「SAYEGUSA &EXPERIENCE」は、子どもたちに「真の体験」を提供することを目指しています。学校では学べない、人生において大切な価値観や知恵を、自然の中で学ぶことができます。自然と向き合うことで、子どもたちは新たな視点や感性を身につけ、豊かな未来を創造する力を育むことができるでしょう。