岡山市初開催！小中学生向けの実社会体験イベント「Out of KidZania in おかやま」

岡山市で実施される「Out of KidZania in おかやま」とは

岡山市で待望の初開催となる「Out of KidZania in おかやま」が、2025年5月31日（土）と6月1日（日）に天満屋岡山店で行われます。このイベントは、地元企業の仕事を実際に体験できる機会を提供するもので、小学1年生から中学3年生までの子供たちが参加できます。

主催は株式会社瀬戸内海放送（KSB）で、東京都中央区に本社を置くKCJ GROUPの監修の下、特別協賛には天満屋が名を連ねています。参加者は、全14種類のプログラムから興味のあるものを選び、チャレンジすることができます。このイベントの狙いは、子供たちが地元での仕事に親しみを感じ、将来の選択肢として考えるきっかけを提供することです。

地元の仕事をリアルに体験

「Out of KidZania in おかやま」では、参加者は地域独自のプログラムを通じて、様々な仕事を体験します。その中には、百貨店での案内係や足袋シューズのデザインを考えるシューズ企画開発者、さらには獣医師の仕事などがあります。これらの体験を通じて、参加者は働くことの面白さや社会の仕組みを学ぶことができます。

また、仕事を終えた後は、専用の通貨「もんげー」をもらい、天満屋岡山店内の指定店での買い物に利用できます。これにより、子供たちは自分の手で earning（稼ぐ）喜びを味わうことができるのです。

都市部への人口流出の課題

岡山県は、進学や就職などにより若者が都市部に流出しているという実情があります。さらに、高齢化による地元産業の担い手不足も大きな課題です。イベントを通じて、少しでも多くの子供たちが「地元で働くこと」に興味を持つことが期待されています。

この新しい体験により、地域経済の活性化にも繋がることが予想されます。子供たちが将来地元の企業で働くことを考えるきっかけとなれば、地域活性化に向けた大きな一歩となるでしょう。