広島城三の丸整備事業がスタート！新たな歴史を刻むオープニングイベント

広島城三の丸整備事業がスタート！

広島の名城、広島城に新たな歴史が刻まれました。2025年3月29日（土）、広島城三の丸整備等事業の第1期エリアが華々しくオープンしました。これにあたり、広島城アソシエイツが主催した「武者行列と温故知新の祝宴」と題したオープニングイベントが実施され、多くの市民や観光客の目を引きました。

初日の盛況ぶり

初日は春の陽気に恵まれ、約3,000人が広島城三の丸を訪れました。特に、商業施設前に咲き誇るヤマザクラが参加者を迎え、その美しさが会場をさらに華やかに彩りました。オープニングイベントでは、上田宗篁若宗匠による鏡開きの式典が行われ、華やかな祝い花も飾られました。

武者行列の迫力

オープニングイベントの目玉は、武者行列です。約40名の一般公募に応じた武者が本格的な甲冑を身に纏い、広島城の歴史を感じさせるたたずまいで行進しました。総大将を務めたのは、中国放送の横山雄二アナウンサーで、豪華な行列は、かつての広島城内の様子を彷彿とさせるものでした。大将を務めた元サンフレッチェ広島の久保竜彦氏が待つひろしまスタジアムパークを目指し、ペデストリアンデッキを通って広島城三の丸に向かいました。

行列は一際盛り上がりを見せ、訪れた観客の心を虚無感から解き放つ壮大な歴史絵巻が展開されました。更に、武家茶道の上田宗篁氏による野点も行われ、広島護国神社の正式参拝もありました。

新たな試みのメディア展開

今回のイベントは、株式会社中国放送が初めて取り入れたサイマル放送を通じて、多くの人々にその様子が放送されました。この取り組みにより、参加できなかった人々にもその瞬間を楽しんでもらうことができました。特別番組が制作され、広島城の魅力が多角的に伝えられました。

まとめ

広島城三の丸整備事業は、訪れる全ての人々に歴史の息吹を感じさせる新たな城郭体験を提供します。今後の広島城の発展と共に、地域の文化や歴史への理解が深まることが期待されます。これからも、広島での歴史探訪が盛り上がることでしょう。自然と歴史が息づく場所として、広島城三の丸の存在意義が今後一層強まっていくことでしょう。