大和アセットマネジメント社、AI法務プラットフォームを導入
大和アセットマネジメント株式会社が株式会社LegalOn TechnologiesのAI法務プラットフォーム「
LegalOn Cloud」を採用したことで、金融業界における法務業務のさらなる効率化が期待されています。この導入により、同社は契約審査業務の迅速化と、法務人材のスキル向上を目指しています。
導入の背景
効率化を追求
大和アセットマネジメントでは、2022年10月から契約書審査業務の効率化を図るために「LegalForce」を導入しました。金融分野では、契約書の審査には高度な専門性が求められ、従来のチェック機能だけでは限界があることが明らかでした。これを受けて、法務AIチャットボット「LegalOnアシスタント」が新たに搭載された「LegalOn Cloud」の採用を決定しました。これにより、審査中の契約書に関する調査を迅速に行うことが可能になります。
AI活用の広がり
AI技術は日々進化しており、大和アセットマネジメントでも積極的に活用する方針です。「LegalOn Cloud」による業務の効率化が進むだけでなく、法務人材の育成にも寄与することが期待されています。ナレッジの蓄積と共有が行えるため、契約審査に従事するスタッフのスキル向上にもつながるでしょう。
「LegalOn Cloud」とは
「LegalOn Cloud」は、企業法務のために設計された全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。ユーザーは様々なマネジメント体制をこのプラットフォーム上で柔軟に構築でき、業務を進める中で自然にナレッジが蓄積されます。AIは必要な情報をタイムリーにレコメンドし、これまでにない次世代のナレッジマネジメントを実現します。
大和アセットマネジメントの概要
設立は1959年で、投資運用や投資助言、金融商品取引などを手がける大和アセットマネジメントは、資産運用業界ではリーディングカンパニーです。本社は東京都千代田区に位置し、744名の役職員を擁しています。資本金は414億2,454万円です。
LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、法務に関するソフトウェア開発を手がけ、リーガルAIの分野で急速に成長を続けています。2017年に設立され、AIを活用したリーガルテックサービスには高い評価があります。特に「LegalOn Cloud」は、法務業務を全方位でサポートするプラットフォームとして注目されています。
本社は東京都渋谷区にあり、資本金は178.5億円です。AI技術を駆使し、今後の法務業務のあり方を変革することを目指しています。
期待される未来
導入した「LegalOn Cloud」が実現する効率化や法務人材の育成は、これからのビジネス環境において重要な要素となるでしょう。大和アセットマネジメントとLegalOn Technologiesのタッグが、金融業界に革新をもたらすことが期待されます。