電気自動車管理の新時代到来!
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及が進む中、データ管理の重要性が増しています。このたび、株式会社ゼンリンデータコムと株式会社AMANEが提供するデータ管理システム「e-mobilog」が、日産自動車の「Nissan Biz Connect API」との連携を開始しました。これにより、ユーザーは日産車両の正確なデータを最大限に活用できるようになります。
データ連携の進化とは
「e-mobilog」は、動態管理や電池残量、走行中の電力消費量を可視化するフリートマネジメントシステムとして利用されます。このシステムの導入により、企業はより効率的にEVを管理し、運用コストを削減することが可能になります。日産車に標準装備されている車載通信ユニット(TCU)を通じて、リアルタイムで車両情報を取得できるため、正確なデータ収集が実現しました。対応車種としては、2021年以降のモデルである日産リーフ及び日産サクラが挙げられます。
自動車メーカーとの初の連携
今回の「Nissan Biz Connect API」との提携は、「e-mobilog」にとって初めての自動車メーカーとの連携を意味します。これまでゼンリンデータコムとAMANEは、複数の自動車メーカーや後付け車載器とのデータ連携を進めてきましたが、日産との連携により、より具体的な車両管理の効率化が期待されています。今後はCO2排出量の可視化や充電管理システムとの提携も視野に入れており、EV導入企業に対する包括的なサービスを提供することを目指しています。
「e-mobilog」の目指す未来
「e-mobilog」は、コネクティッドカーデータや後付け車載器を活用することで、既存車両の管理、EV導入前後のサポートを一貫して行うワンストップサービスを実現したいと考えています。これは企業のEV導入を後押しし、効率的な車両管理を実現するための一歩となるでしょう。
Nissan Biz Connect APIの概要
会社概要
- - 会社名:株式会社ゼンリンデータコム
- - 所在地:東京都港区芝浦3-1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN22階
- - 代表者:清水辰彦
- - 設立:2000年4月13日
- - 資本金:2,283,010千円(2024年4月1日現在)
- - 事業内容:高精度な地図データを利用したテレマティックス事業、法人向けの付加価値情報サービスなど。
- - 会社名:株式会社AMANE
- - 所在地:東京都港区芝大門1-3-17 玉家ビル6階
- - 代表者:井上佳三
- - 設立:2019年1月
- - 資本金:1,000千円(2024年4月1日現在)
- - 事業内容:アーバンテックに関するビジネス開発支援など。
このように、日産のデータ連携は「e-mobilog」の新しい可能性を広げていくものであり、今後の展開に期待が寄せられています。