新発売の自然給気口「スクウェアフロー150」
日本住環境株式会社が、2025年9月22日に「スクウェアフロー150」を新たにラインアップに加えると発表しました。これは、従来のφ100サイズの「スクウェアフロー」に続く自然給気口であり、サイズが150mmになることで、住宅のデザイン上の自由度を高めつつ、快適な住環境を実現することが期待されています。
24時間換気は、居住者の健康を守るために必要不可欠なシステムです。しかし、高気密の住宅では、レンジフードの使用時に室内が強い負圧になり、様々な問題が発生する可能性があります。これを受けて開発された「スクウェアフロー150」は、従来のφ100サイズに比べ、開口面積が広いため、給気を効率的に行うことができます。このように、安定した給気が実現することで、室内環境の質が向上します。
スクウェアフロー150の特長
1. 統一感のあるデザイン
新製品「スクウェアフロー150」では、同社の既存のφ100タイプとデザインを統一しています。これにより、異なるサイズの給気口を併用した際にも、室内のデザインに違和感を生じさせず、全体の調和が保たれます。
2. クリーンな空気を守るフィルター
外気を取り入れる際、フィルターが花粉やほこりを効果的に除去し、室内の空気を清浄に保ってくれます。これにより、アレルギーや花粉症に悩む人々にとっても大変安心できる環境を提供します。
3. 耐候性に優れたASA樹脂採用
住宅設備は長期間使用されることが前提です。そのため、「スクウェアフロー150」では、変色や劣化を防ぐASA樹脂を採用しています。これにより、紫外線や外気にさらされても、色あせしにくく、長く美しい状態が維持されます。
4. φ150の“大盛サイズ”
新製品は、φ100サイズに比べて大幅に給気量が向上しています。これによって、広いリビングルームや吹き抜けなどの大空間でも、必要な換気性能を確保しつつ、給気口の設置数を減らすことができます。
5. 室内デザインに調和する設計
施工後にはビス穴が見えない設計を採用しており、目立たない仕上がりとなっています。これにより、細部にまで配慮されたデザインが実現されています。
開発の背景と今後の展望
日本住環境株式会社は、「住宅とそこに暮らす家族の健康を守る」ことを理念に戸建住宅や集合住宅向けの製品開発を行っています。この新製品は、シンプルで質の高いデザインを維持しながら、より柔軟で効率的な換気計画を実現します。
今後も顧客の声を反映し、快適な住環境を提供するための商品開発を進め、日本の住環境の質を向上させていく方針です。
日本住環境の詳細については、公式ホームページをご覧ください。