探偵ビジュアルノベル『Mato Fragments』の魅力
東京を舞台にした新たなアドベンチャー、探偵ビジュアルノベル『Mato Fragments(マト・フラグメンツ)』が、Steamにて近日リリースされる。シンガポールのパブリッシャーSoft Sourceと香港の開発スタジオArrowizがタッグを組み、独自のスタイルで描かれる「ネオシティ」の暗い美しさを楽しめる作品となっている。
『Mato Fragments』の概要
本作は、Arrowizが手がけた「Mato」シリーズの最新作で、前作『Mato Anomalies』の続編となる。今作では、プレイヤーは「My Lady」という名の探偵役となり、謎に包まれた写真館「ナイトスモーク」の店主として真実を追求することになる。アートデコ調のビジュアルが特徴的なこの作品は、ダークファンタジーとミステリーが融合した独特の世界観を提供する。
舞台はネオシティ
物語の舞台は「ネオシティ」と呼ばれるディストピア都市で、ここでは文化、時代、テクノロジーが交錯している。外見は華やかだが、その背後には陰謀が渦巻いており、平和が脅かされている様子。プレイヤーはこの都市の真実を探るため、様々な情報を集める必要がある。
ゲームの特徴
1.
社交界の情報屋(Social Butterfly): プレイヤーは探偵モードを活用し、周囲の人々の意図や本心を見抜くことができる。情報を集めることで物語が展開し、キャラクターたちの行動や選択肢が変化する。
2.
タイムループの運命(The Clock is Ticking...): プレイヤーと都市は5日間のタイムループに閉じ込められており、一つの選択ミスが全てを再度最初の日に戻してしまう。登場人物を救うための選択には緊張感が伴う。
3.
アジアとレトロフューチャーの融合: 独自の視覚スタイルで描かれたネオシティの世界は、伝統的なアジアの要素と近代的なデザインが融合しており、五感を刺激する体験を提供する。
ArrowizとSoft Sourceについて
Arrowizは、2016年に設立されたゲーム開発スタジオで、特にインタラクティブなストーリーテリングに力を入れている。過去作『Mato Anomalies』や『Hermitage: Strange Case Files』での成果がその証。Soft Sourceはシンガポールを拠点とするパブリッシャーで、アジア向けのローカライズされたプレミアムコンテンツの提供に特化している。
最後に
『Mato Fragments』は、一つの選択が全てを変える緊張感と、魅力的なアートスタイルが融合した新しい形のゲーム体験を提供する。ファン待望のリリースが待ちきれない。詳細はSoft Sourceの公式ウェブサイトやSNSで確認できるので、お見逃しなく!