JR東日本の挑戦
2024-05-09 15:00:02
JR東日本スタートアッププログラム2023における健康経営の新たな挑戦
JR東日本スタートアッププログラムにおける新しい取り組み
プログラムの目的と背景
日本の鉄道業界の中心的存在であるJR東日本が、スタートアップとの連携を強化するために実施する『JR東日本スタートアッププログラム2023秋』。今回は、このプログラムに選ばれたAYUMI BIONICSが、心身の健康をサポートするための技術を導入する実証実験を行うことになりました。
JR東日本環境アクセスは、グループの駅やビルの清掃業務を行う子会社。シニア社員が多く、離職率の高さが課題とされています。そこで、健康経営を推進し、社員の心身の健康を向上させるための施策が急務となっています。
AYUMI Scanの導入
AYUMI BIONICSが開発した『AYUMI Scan』は、社員の健康リスクを予測し改善につなげるためのアプリケーションです。この技術を通じて、現場社員の健康状態を定期的に測定し、必要に応じて個別のフォローアップが実施されます。これにより、労災リスクの軽減に貢献することが期待されています。
さらに、アンケート調査を併用して、社員が健康についての意識をどう変えるか、エンゲージメントがどのように向上するかを検証します。こうした施策によって、健康経営の一環として『JR東日本環境アクセスで働くと健康になれる』イメージを社会に発信する狙いがあります。
実証実験の展望とDEMO DAYの告知
この実証実験は2024年まで続き、その成果については「DEMO DAY」で詳細が発表される予定です。このイベントは、JR東日本スタートアップ株式会社が主催し、全国の関心のあるビジネスパーソンやスタートアップ関係者が参加予定。そこで、AYUMI BIONICSの取り組みや実験の結果についてのプレゼンテーションが行われ、新たなビジネスチャンスの創出に繋がることが期待されます。
イベントの詳細や参加申し込みについては、公式サイトで確認することができます。これからの取り組みが、シニア世代の長期雇用や健康促進にどのような影響を与えるのか非常に注目です。
AYUMI BIONICSの会社概要
AYUMI BIONICSは東京都中央区に本社を構え、心身のリスクを測定する革新的なアプリを開発しています。設立からわずか1年でJR東日本という大手企業との提携を結び、プロジェクトをスタートすることは、同社の成長と未来に向けた大きな一歩です。
まとめ
JR東日本とAYUMI BIONICSの協力による実証実験は、健康経営の新たなモデルとして、多くの企業に示唆を与えるかもしれません。今後、健康をテーマにしたビジネスの進展に注目し、様々な取り組みを支援していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社AYUMI BIONICS
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-2-3 RISHEビル UCF402
- 電話番号
-
050-5477-7629