体操界の未来を共に描く「ナショナル合宿合同研修」開催
2026年2月15日(日)、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、体操男子、体操女子、新体操、トランポリン男子、トランポリン女子の日本代表選手・指導者約70名が集まり、「ナショナル合宿合同研修」が実施されました。この研修は、異なる競技の枠を越えて、体操界の将来像を構築することを目的として開催されました。
未来を見据えた研修
日本体操協会が主催した本研修では、2024年の世界大会での成功や、2025年には新体操の世界選手権での優勝を目指す中、選手たちは「なぜ自分は競技に取り組むのか?」という問いを深く考えました。メダル獲得の「目標」だけでなく、その奥にある「目的」を明確化し、体操界で実現したい未来について、選手とコーチが一堂に意見を交わしました。
午前のセッション:目的の再確認
研修は午前のセッションから始まり、全参加者が「私たちはなぜ体操をするのか?」という問いに向き合いました。メダル獲得という目標に加えて、選手一人ひとりが体操を通じて達成したい目的を再確認する時間となりました。このプロセスは、選手たちに長期的な視点で自らの競技人生を見つめ直す契機を提供しました。
日本体操協会の理念と価値観
次に、公益財団法人日本体操協会の会長や総務委員会の委員長から、日本体操協会が重視する理念や行動指針についてのプレゼンテーションが行われました。選手たちはこの背景に共感し、自らの価値観と結びつけて理解を深める時間を持ちました。
午後のディスカッション:未来を描く
午後には、選手やコーチが同じテーブルでフラットな意見交換を行い、それぞれの「体操を通して大切にしたい価値観」や「創り出したい未来」を共有しました。90秒のプレゼンテーションを通じて、互いのビジョンを確認し合う場が設けられました。それぞれが持つ価値観が交差し、共通の目標に向かって団結感が高まりました。
ワークショップ:体操界の未来
研修のクライマックスでは、コーチたちも参加し、「私たちが創り出す体操界の未来」をテーマにしたワークショップが行われました。参加者たちはポスターに自身のアイデアを記入し、ディスカッションを展開。「プロリーグの開設」や「体操を身近に感じられるメディア展開」など、様々なビジョンが提案され、参加者全員が未来に向けた約束と希望を描きました。
最後には「コミットメント宣言」というセッションが実施され、選手たちが自らの未来に対する決意を語り合いました。この熱気あふれる瞬間は、参加者たちが互いに互いの挑戦を鼓舞し合う感動的な瞬間となりました。
参加者の声
参加者たちからは以下のような感想が寄せられました。
- - トランポリン男子日本代表 西岡 隆成選手: "競技が異なる選手たちが集まったことで、共通の目指すべき道が見えました。研修の内容は、今後の大会でも力を発揮するための糧になると思いました。"
- - 新体操日本代表 西本 愛実選手: "体操界の未来について考える機会が持てたことに感激しています。競技の枠を越えた交流を通じて、自分自身が大切にしたいことがより深まりました。"
- - 日本体操協会 強化統括責任者 水鳥 寿思様: "競技を越えた横断的な研修が、体操界や選手の環境改善に寄与する第一歩になると思います。参加者のプレゼンテーションを通じて、多くの気づきが得られたと感じています。"
このように、「ナショナル合宿合同研修」は、日本体操界の未来を拓く重要なイベントとなり、選手たちの心の絆も強められました。今後の活躍がますます楽しみです。