四国電力の営業革新!ユーソナーとkintoneによるデータ活用事例
四国電力株式会社が、ユーソナーとkintoneを連携させた新しい営業手法を導入したことで、営業活動の効率と質が格段に向上しました。
この取り組みを通じて、営業チームは顧客とのやり取りにより多くの時間を割けるようになり、準備に要する時間が驚くべきことに1/6に短縮されています。
企業データベース「LBC」の活用
四国電力は、法人企業データベースである「LBC」を活用して、kintone上の営業情報を整備しています。このデータベースには、日本中の企業情報が集約されており、業種や規模、売上高、所在地、系列グループなどの情報が統一されています。その結果、営業担当者は顧客のニーズをより正確に捉えることができるようになり、的確な提案が可能になっています。
訪問前の情報収集に関しては、従来は約1時間かかっていた作業が、今では10分程度で済ませることができるようになりました。この効率化により、営業担当者は提案内容の検討や若手メンバーへの指導など、クオリティ向上に資する活動に時間を使えるようになっています。
営業領域の拡大による課題
四国電力は、従来の電力販売に加えて、コンサルティングや脱炭素技術、蓄電池の導入など、事業範囲を広げています。これにより、顧客ごとの課題やニーズが多様化しており、これを的確に把握することが容易ではありません。
このような背景から、従来のExcelやメールに散在していた情報では不十分で、情報の集約と共有が求められていました。特に名刺情報や顧客接点の把握が重要でしたが、以前は担当者に依存していたため、情報のばらつきが生じていました。
導入の決め手
ユーソナーの提供する「LBC」が四国電力にとっては最適な選択でした。中小企業や地域に根ざした法人情報を広くカバーしており、特に四国エリアの地元企業との関係構築にも貢献しました。
さらに、ユーソナーの担当者による個別のサポートも選定の大きな要因です。実際に営業所を訪問し、密な対話を重ねていくことで、現場のニーズを的確に反映した改善案を提供しています。
連携による効果と成果
ユーソナーとkintoneの連携によって得られる具体的な成果として、企業情報の自動集約があります。これにより、営業活動はもはや手動で情報を探し出す必要がなくなり、質の高い提案を迅速に行うための基盤が整備されました。
現在、四国電力のkintoneユーザー数は約250名にまで増加し、法人営業部だけでなく、エネルギーソリューション室やリビング営業部にも利用が広がっています。案件登録数は約20倍、活動履歴の登録数は約50倍に増えました。これらの数字は、データ管理や営業フローの効率化がいかに進んでいるのかを物語っています。
今後の展望
四国電力は、さらにデータ活用を深化させることを目指しています。顧客情報基盤を強化し、経験や勘に頼ることなく、全社員がデータに基づく意思決定を行えるようにすることが狙いです。
法人営業部門の見解でも、「今後はより深い提案活動を行うことで、お客さまのニーズに応じた最適なソリューションを提供していく」と述べています。また、地域と共に成長を続ける企業を目指す中で、脱炭素や省エネルギーといった社会的ニーズにも応えていく考えです。
結論
四国電力の営業部門におけるデジタル変革は、顧客との関わり方をより価値のあるものに変えています。この事例は、企業がデータを活用して営業活動を効率化し、提案内容に深みを与える良いモデルとなるでしょう。デジタル時代の営業において、四国電力とユーソナーの連携は、一つの成功事例と言えるでしょう。