宮崎太陽銀行とIVRyが業務提携!地域活性化を目指す新たな取り組み
対話型音声AIのSaaS「IVRy(アイブリー)」を提供する株式会社IVRyが、宮崎県の宮崎太陽銀行と業務提携を結びました。この提携の目的は、宮崎県内の中小企業の業務効率化と、人手不足解消に寄与することです。
1. なぜ今、対話型音声AIなのか?
2024年に公表された日本商工会議所の調査によると、中小企業の約6割が人手不足を感じていると報告されています。また、宮崎県の人口も減少傾向にあり、地域経済における人手不足は深刻な問題です。これに周辺業界まで影響を与えているのです。
「IVRy」は、電話応答のフローを自由に設定できるシステムで、AIが自動応答や予約代行、録音、文字起こし、SMS送信など多彩な機能を提供します。これにより、企業は人手が足りない状況でも業務をスムーズに運営することが可能になります。
2. 業務提携の内容
IVRyと宮崎太陽銀行はこの提携を通じて、地域企業のニーズに応えるべく、「IVRy」を広めていく考えです。宮崎太陽銀行は地域ネットワークを活用し、顧客の要望に応じた業務支援を行うことで、地元企業の成長に寄与します。
この提携は、宮崎太陽銀行の中期経営計画「法人顧客向け業務支援戦略」や「DXによる業務改革戦略」にも合致しており、地域経済の発展とデジタルトランスフォーメーションを併せて推進していくものです。
3. 当事者からの声
宮崎太陽銀行の地域活性化部門で活躍する佐藤龍史部長は、「この業務提携は地域の中小企業の人手不足を解消する大きな一歩です。IVRyの導入が地域経済の活性化に繋がると確信しています」とコメントしています。
また、IVRyの代表取締役CEO奥西亮賀氏は、「私たちは、電話という古くから使われているコミュニケーションツールと、最新のAI技術を結びつけて、新たな価値を提供することを目指しています。宮崎銀行との提携によって、もっと多くの企業にこの技術を届けられるよう尽力します」と述べています。
4. IVRyの特徴
IVRyは、月額ただ2,980円から利用可能で、取引先企業に簡単に導入できるのが特徴です。
- - 自動応答機能:AIが自動で応答し、顧客からの問い合わせに迅速に対応。
- - 予約の代行:顧客の予約を効率的に管理。
- - 顧客管理(CRM):顧客情報の整理と取得が容易。
- - 多様な通知方法:LINEやチャットツールへの着信通知機能など。
このような機能により、多くの企業が業務の効率化を実現し、特に中小企業にとって強力な助っ人となります。
5. 未来の展望
今回の業務提携を契機に、IVRyと宮崎太陽銀行はより多くの地域企業に対するサポートを強化していきます。また、将来的にはAI技術の活用範囲をさらに広げ、様々な業種での問題解決に貢献することを目指しています。地域と共に成長する、持続可能な未来を築くために、このコラボレーションは非常に重要です。
宮崎県内の企業を刺激し、人手不足問題に立ち向かうための新たな第一歩がここで始まります。そして、この業務提携が地域の経済にどのようなインパクトを与えるか、今後の展開に注目が集まります。