屋久島の建築事務所の快挙
2026-06-16 08:26:34

屋久島の建築事務所tonoが世界最高のサステナビリティ企業に選出される

屋久島の建築事務所tonoが世界最高評価を獲得



鹿児島県屋久島町に本社を置く株式会社tonoは、ニューヨークに拠点を置く国際的な建築プラットフォーム「Architizer」が主催する「Architizer A+ Awards 2026」において、最優秀サステナビリティ企業に選出されました。この受賞は、日本拠点の建築事務所としては初めての快挙であり、建築界のオスカーとも呼ばれるこの賞において、企業部門の最高位である「The Best in Sustainability Firm(最優秀サステナビリティ企業)」のJury Winnerに輝きました。

株式会社tonoの背景と移転



株式会社tonoは2016年に東京で創業し、2020年に屋久島に移転しました。その移転はコロナ禍が背景にありますが、屋久島という自然豊かな環境の中で、建築の役割を見つめ直すきっかけになったとのことです。tonoはこれを機に、自然環境と調和したリジェネラティブ建築を提唱し、単なる空間のデザインを超える新たなアプローチを始めました。創業10周年を迎える年にこのような評価を得たことは、同社にとって大きな喜びであり、屋久島での挑戦が国際的にも認められた象徴的な瞬間となっています。

リジェネラティブ建築の実践



リジェネラティブ建築とは、環境や社会に対して、失われたものを取り戻すことを目的とした考え方です。単に環境負荷を削減するだけでなく、建築を通じて生態系の回復や地域の豊かさを図ることを目指します。tonoの代表、小野司は自らを「菌築家」と呼び、環境と建築の新たな関係性を模索しています。土壌の菌類ネットワークや地域固有の生態系を設計に取り入れ、それを基にした建築のアイデアを次々と形にしています。

国際的評価の背景



Architizer A+ Awardsでは、多様な専門家による厳格な審査が行われ、その結果、tonoの取り組みは高く評価されました。デザインや造形だけではなく、生態系の再生という意義にも重きを置いた評価がされていることが、今回の受賞理由の一因とされています。建築の価値基準が「何を建てたか」から「建てることで何が再生されるか」へとシフトしている中で、tonoのアプローチは他の建築事務所とは一線を画す存在感を示しています。

今後の展開と挑戦



今後のtonoは、自然環境と共生するリゾート開発や住宅プロジェクトを通じて、建築による生態系の再生を目指します。プロジェクトの初期段階から参画し、コンセプト設計から環境設計、建築監修まで一貫して取り組むことで、様々な価値を創出することに注力します。また、今後もArchitizer公式作品集やメディアを通じて、その活動を広めていきます。

この受賞を機に、tonoの挑戦がさらに加速し、未来の建築デザインの在り方が変わることが期待されます。屋久島から世界へ発信するこの新たな建築理念に、今後の成長と成功を祈るばかりです。


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会社情報

会社名
株式会社tono
住所
鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生311-91
電話番号
090-7266-3148

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