国サバ初のサマースクールで子供たちの成長を体感！

国サバ初のサマースクール「International Summer 2021」での成長の記録

国サバが2021年に開催した初のサマースクール「International Summer」は、例年の個別指導とは一味違う集団授業を融合させた新しい試みでした。「英語を通じて様々な学びを体験し、人との繋がりを感じてほしい」という理念の下、特に注目されたのが「STEAM教育」の導入です。この教育手法は、科学や技術、エンジニアリング、アート、数学の5つの分野を融合し、子供たちの多角的な学びを促進します。

カリキュラムの特徴

プログラムは、知識を深めるだけでなく、楽しむ要素も大切にしています。例えは、6日間の講義に分かれ、各日には異なるアクティビティを設計しました。その中でも特に人気だったのは、子供たちが自ら考え出した道具を使用して化石を掘り起こす社会科の授業でした。参加した子供たちは、与えられた道具に加えて、リサイクルアイテムを使う提案をするなど、その創意工夫に大いに驚かされました。彼らの個性はこの発掘作業を通して見事に発揮され、学びの楽しさが浮き彫りになった瞬間です。

算数の授業では、「Mathletics」を使ったゲーム形式で、世界中の子供たちと競争をしながら楽しく学びました。競争を通じて英語でのコミュニケーション能力も高まり、子供たちの声が徐々に大きくなっていく様子は、彼らの自信を育む一助となりました。

プログラミングの授業では、「Minecraft Education」を導入し、自分自身の仮想世界を構築しました。ブロックを駆使して様々な建物を作る過程で、子供たちは新たなアイデアを次々と吐露し、最終的にはクラス全体で「爆破」イベントを開催。多くの笑顔や歓声が飛び交い、和やかな雰囲気が生まれました。こうした体験を通じて、机に向かうのではなく、遊びの中から学ぶことの重要性が語られました。

自主性を育てる発表会

「International Summer」では、英語に自信がある子供たちに向けた上級者向けプログラムも用意され、各自がテーマを持ってポスターを作成し、その内容をプレゼンテーションする機会も設けられました。特に「ポップ文化」というテーマでは、好きなアニメや音楽アーティストについての情報を英語で発信。発表の日、緊張しながらも果敢に挑戦する姿には、参加者全員が感動しました。最終日には保護者を招いて、自らリサーチした古代文明の発表も行われました。

成果と今後の展望

今回のサマースクールを通して、国サバは子供たちの成長をしっかりと見守ることができ、有意義な経験が得られました。次回は2021年12月に開催予定の「International Winter」では、音楽や演劇の要素を取り入れて、より多様な自己表現力を育んでいく予定です。子供たちが新たな学びの喜びを見出す瞬間を、ぜひともこのイベントで再び体験したいと考えています。