東京ウェルネスインパクトファンド、在宅医療の課題を可視化するデザインマップを公開
近年、高齢化社会の進展に伴い、在宅医療の重要性が高まっています。しかし、在宅医療を取り巻く環境には、様々な課題が存在します。この複雑な課題に対し、東京ウェルネスインパクトファンド(TWIF)は、画期的なアプローチで解決策の糸口を探っています。
TWIFは、2023年2月24日に設立されたインパクト投資ファンドです。虎ノ門インパクトキャピタル合同会社を無限責任組合員とし、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ代表取締役青木武士氏とマネックスベンチャーズ株式会社代表取締役和田誠一郎氏が代表社員を務めています。
この度、TWIFは在宅医療に関連する社会問題の構造を、因果関係を含めて明確に示した「在宅医療課題デザインマップ」を公開しました。このマップは、在宅医療の第一線で活躍する医師、行政関係者、医療従事者、そして患者家族を含む様々なステークホルダーからなるワークショップを通して作成されました。参加者は、掛川東病院の宮地紘樹氏、掛川市役所の榛葉馨氏、イムス横浜狩場脳神経外科病院の森田幸平氏、株式会社シンクハピネスの糟谷明範氏、患者家族の高沼ひとみ氏、有限会社親和の羽田知世氏、おうちの診療所の石井洋介氏、株式会社笑美面の堤光洋氏、日本調剤株式会社の前田桂吾氏、薬園台リハビリテーション病院の原島崇氏、株式会社想ひ人の金子萌氏、そしてTWIF代表社員である和田誠一郎氏と青木武士氏、マネックスベンチャーズ株式会社の西河佑夏氏、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズの後町陽子氏と河村由実子氏など多様な専門家から構成されています。
マップには、在宅医療における課題が網羅的にまとめられており、それらの課題が互いにどのように関連し、影響を与えているのかが視覚的に理解できるようになっています。これは、課題解決のための戦略立案に非常に役立つツールとなるでしょう。
TWIFは、このマップを初期版として位置づけ、今後、さらなる関係者との議論や専門家の知見を取り入れながら、継続的に改善していくことを計画しています。そして、このマップを広く一般に公開することで、在宅医療の課題解決に携わる全ての人々に活用してもらいたいと考えています。
本マップのダウンロードは、TWIFのウェブサイト、または専用のURLから可能です。ただし、改変する場合は、オリジナルを改変したものである旨を明記する必要があります。
TWIFの取り組みは、単なる投資活動にとどまりません。彼らの活動は、社会課題の解決に貢献するインパクト投資の理念を体現しており、在宅医療の未来を明るく照らす一助となることが期待されます。今後の展開にも注目です。
関連情報
東京ウェルネスインパクトファンド:https://toranomon-impact-capital.com/
在宅医療課題デザインマップダウンロード:https://x.gd/cqSCu
* 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ:
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