秋田県のWANBOXが災害時のペット避難問題に取り組む
秋田県のペット関連サービスを提供するWANBOXは、災害時に犬や猫が安心して過ごせる避難施設を設立するため、CAMPFIREでのクラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは2025年7月31日まで続き、ペットたちの安全を守る新たな拠点を目指しています。
課題と背景
2023年と2024年、秋田県は相次ぐ豪雨に見舞われ、その際にWANBOXでは避難所に入れなかった犬たちを預かりました。これらの経験から、災害時には犬たちと寄り添うことが不可欠であることを痛感しました。犬が安心できる場所を提供する必要があると考えた結果、独自の避難施設を作ることを決意しました。
目指す施設の特徴
速報によると、WANBOXが計画する避難施設は、以下のような特徴を含むものになる予定です。
犬たちは夜になると不安を感じるため、スタッフが常駐し、いつでも対応できる環境を整えます。
大型犬から小型犬まで様々な犬種が受け入れ可能な空間を作り、各犬の個性に合った居場所が提供されます。
散歩や運動ができる場所を確保するため、雨風をしのげる半屋外エリアも設ける予定です。
猫の受け入れも考慮
WANBOXには看板猫「にゃーすけ」がおり、猫たちも受け入れられる施設作りが求められています。避難所では特に猫たちが飼い主と一緒にいることが難しいため、今後の移転後には犬と猫、それぞれに適した環境を提供します。
クラウドファンディングの詳細
WANBOXのクラウドファンディングは、2025年5月31日から7月31日まで行われます。プロジェクトへの参加者には以下のリターンが用意されています:
- - 15,000円:犬のおやつセット
- - 15,000円:猫のおやつセット
- - 30,000円:高級ドレッシングセット
- - 50,000円:シルバースポンサーに名前を記載
WANBOXの基本情報
- - 屋号:WANBOX
- - 代表者:杉渕 寿
- - 所在地:秋田県秋田市八橋本町1丁目1-36 本間ビル1F
- - 設立:2022年8月
- - 事業内容:ペットホテル、犬の幼稚園、トリミング、トレーニング
- - 公式インスタグラム: WANBOX Instagram
まとめ
秋田県のWANBOXは、ペットたちの安心を第一に考えた避難施設の設立を目指しています。災害時にペットがどう過ごすかという問題に、しっかりと対策を講じる取り組みは、今後のペット避難のスタンダードを築くことになるでしょう。