10pct.株式会社がデライト・ベンチャーズと資金調達を実施し、観光地の再生へ向けた新たな一歩を踏み出す

10pct.株式会社が資金調達を実施

東京都世田谷区に本社を置く10pct.株式会社が、デライト・ベンチャーズを含む新たな投資家から資金を調達しました。この資金調達はシードラウンドの一環として行われ、今後の業務拡大に向けた重要なステップとなります。

資金調達の目的と背景

10pct.は、旅館やホテルに対してファイナンス、マーケティング、DX（デジタルトランスフォーメーション）、業務改善などを提供する「ゴーストオペレーター」として、観光業界に新たな価値をもたらすことを目指しています。今回の資金調達は、ユニークな旅行プランを実現するためのホテル予約システムの開発や新施設の建設、さらに組織拡大に伴う人材採用に充てられます。

前回の資金調達からわずかに期間を空けての新たなラウンドは、観光業界の変革に向けた10pct.の不断の努力を示しています。このたび、デライト・ベンチャーズを新たな株主として迎え、その全面的な支援を受けることで、事業の進展が期待されます。

投資家の期待

デライト・ベンチャーズの浅子信太郎氏と芝原直也氏は、10pct.のビジョンに対する期待を語っています。彼らは、観光業界が直面している課題を克服するだけでなく、地域全体の活性化につながる事業を展開していると評価しています。特に、10pct.の中堀友督CEOは、ホテル投資の経験を持ち、さらに三宅CTOはAI開発に関する専門知識を備えており、彼らが組成したチームは、難易度の高い案件にも積極的に取り組んでいます。

中堀友督CEOのビジョン

中堀CEOは、これまで目にしなかった日本の観光資源の潜在的な価値を引き出すことの重要性を強調しています。彼は、シャンパンを楽しむようなローカルな体験を日本で実現するためには、観光地そのものの魅力を最大化する必要があると述べています。特に、彼が挙げる日本の食文化や自然、歴史的資源は、観光において大きなアドバンテージになると考えています。

10pct.は、世界中の人々が簡単にホテルを創れる時代を作るという未来を見据えた挑戦に取り組んでいます。この資金調達は、その挑戦を支えるための基盤を強固にするものであり、デライト・ベンチャーズの支援を得ることで、さらに力強く事業を推進していく姿勢を見せています。