フィンランドでの新たな挑戦
日本のデザインと温泉文化を世界に発信する一般社団法人日本DESIGN BANKが、来る2025年6月4日から6月6日までフィンランドで開催される『World Sauna Forum 2025』にて、『Chonmage-Towel』を出展します。これは、従来のタオルとは一線を画す、サウナや温泉での使用に特化した新しい形のタオルです。
『Chonmage-Towel』の特徴
この新商品は、日本の伝統的な温泉文化を背景に持ち、特に湯船に浸かる際に頭に載せやすいデザインが施されています。黒と金の2色展開で、見た目にも優美さを感じさせます。非常にコンパクトに丸めることができるため、使用する際には頭の上に載せることができ、実用性も兼ね備えています。
一般社団法人日本DESIGN BANKは、2016年からミラノデザインウィークで次世代のクリエイターを支援し、今回のフィンランド出展に至りました。『Chonmage-Towel』は2022年にミラノでの展示にも参加しており、その反響を受けてこのプロジェクトは進められています。
World Sauna Forum 2025について
『World Sauna Forum』は毎年開催され、サウナ文化を愛する人々が集まる国際的なイベントです。2025年のフォーラムでは、各国から集まる企業と愛好者が一堂に会し、新しいアイデアや技術が紹介されます。今回のフォーラムでは『Chonmage-Towel』を通じて、フィンランドのサウナ文化におけるフィードバックを受け商品化を目指す意義のある機会となるでしょう。
プロダクトデザインを担ったクリエイター
このプロジェクトのデザインを担当したのは、デザイン事務所bon.の瀧澤光さんと田村開さんです。二人は「こんな物が欲しかった」と、みんなが満足できるようなモノづくりを目指しており、そのためのプロジェクト推進に関しても真摯に取り組んでいます。彼らは、ユーザーのニーズを満たすだけでなく、製品が市場に出るまでの道のりを一緒に考えることで、より良い製品を生み出していきます。
ミラノデザインウィークでの反響
2022年にはミラノデザインウィークにも出展され、多くの国際的なクリエイターや観客から注目を集めました。出展を通じて得たフィードバックを元に、さらなる改良を重ねてきました。今回のフィンランド出展では、サウナ文化の本場での反響を確認し、今後の製品開発に生かす重要なステップとなるでしょう。
今後の展望
一般社団法人日本DESIGN BANKは、日本のデザインを世界に発信することと次世代のクリエイターを育成することをミッションとしており、今後もこのような国際的なイベントへの出展を通じて日本の素晴らしいデザインを広めていく予定です。『Chonmage-Towel』はその一環として、温泉文化の美しさを国外にも伝えていく存在になることが期待されています。
展示詳細
会場
- - 名前: sataman viilu
- - 住所: Satamakatu 10, 40100 Jyväskylä
開催期間
- - 日程: 2025年6月4日(水曜日)〜6月6日(金曜日)
- - 時間: 毎日9時から18時まで(最終日の6月6日は16時まで)
新たな挑戦が待ち受けるフィンランドで、どのような反応が返ってくるのか、業界の関係者やサウナ愛好者から高い関心が寄せられています。サウナ文化の本場における『Chonmage-Towel』の未来に、大いに期待が寄せられます。