東京国立近代美術館での「Family Day こどもまっと」
東京国立近代美術館(MOMAT)が、2024年9月21日(土)と22日(日)の2日間、特別イベント「Family Day こどもまっと」を開催します。このイベントは、子ども連れの家庭が気兼ねなく美術館を楽しめるように企画された特別な日です。美術館訪問をためらっている家族にとって、この機会は大変貴重です。
充実した設備とプログラム
「こどもまっと」では、訪れる家族のために授乳室やおむつ替えスペースを整備し、更に休憩スペースも拡張しています。これにより、子どもとともに快適に過ごせる環境を整えることを目指しています。当日は、対話鑑賞や鑑賞ツールの無料配布など、子どもが美術館や作品に親しむためのプログラムがたくさん用意されています。
また、混雑を防ぐため、事前に日時指定の予約が必要で、予約は2024年8月26日(月)から開始します。オンラインでの受付が可能なので、早めの予約をお勧めします。
具体的なイベント内容
「こどもまっと」では、以下のイベントが予定されています。
当館のボランティアガイドと共に作品を鑑賞し、印象や感想を話し合うプログラムです。気軽に参加でき、各日10:00~12:00と13:00~16:00の時間帯で実施します。
色や形をテーマに美術館を探検する体験プログラム。保護者と共に参加できる内容で、申し込みが必要です。各日10:00~12:00と13:00~15:00に行われます。
ビンゴカードを使って作品や美術館の様々な要素を探すゲーム。無料で配布され、子どもたちが楽しみながら鑑賞できる工夫が満載です。
展示される名作たち
展示室には、19世紀末から現代に至るまでの約200点の作品が展示されます。日本のアーティストである岡本太郎や草間彌生の名作、西洋の巨匠セザンヌやルソーの作品など、様々なジャンルのアートが一堂に会します。家族で作品を鑑賞することで、子どもたちに新しい発見が生まれることでしょう。
美術館の魅力
東京国立近代美術館は、皇居の近くに位置し、日本初の国立美術館として1952年に開館しました。13,000点を超えるコレクションは、日本の美術史を分かりやすく紹介しており、都会の喧騒を忘れさせる自然を感じることができる場所でもあります。訪れる人々は、美術品を鑑賞するだけでなく、皇居の景色を楽しむこともできます。
この「Family Day こどもまっと」は、子どもたちが美術館デビューを果たす最高のチャンスです。新しい経験を通じて、家族での思い出を一緒に作りましょう。