新時代の麻Tシャツ
2025-04-04 16:37:23

ストリートカルチャーと職人技が融合したTシャツ「蒟蒻麻絲」に迫る

ストリートカルチャーと職人技が響き合う新たなTシャツ "蒟蒻麻絲"



滋賀県東近江市に位置する湖東繊維工業協同組合が、麻織物の伝統を受け継ぎながらストリートカルチャーを融合させた新しいスタイルのTシャツ「蒟蒻麻絲」を発表しました。このブランドは、100年以上の職人技術を背景に、新世代のファッション感覚を取り入れて開発された製品です。先行販売は2024年4月7日から「Makuake」にて開始され、注目が集まっています。

製品の魅力と特徴


「蒟蒻麻絲」のTシャツは、天然素材を活用して快適な着心地を実現しています。麻とコンニャクを組み合わせたこの素材は、肌触りが良く、ひんやりとした感覚を提供します。さらに「ル・ポワン染め」と「クール加工」の技術により、上品な光沢と立体感を持ち合わせ、見た目にも美しい仕上がりとなっています。

色が変わる驚きの型染め


Tシャツには、温度や体温に応じて変化する特殊な染色技法が採用されています。この型染め技術は、職人が一着一着手作業で仕上げるため、着る人それぞれにとって特別な一着となります。

伝統と革新の交錯


滋賀県湖東地域は、室町時代から続く麻織物の産地として知られています。しかし、現代では産業の枠組みや消費者ニーズが変化しており、伝統技術の継承とともに新たな価値の提案が求められています。この背景を受けて、「蒟蒻麻絲」Tシャツの開発は4年前にさかのぼり、湖東繊維工業協同組合の副理事長である辻英幸氏の強い意志から始まりました。

クリエイティブディレクターには、柿渋染めの伝承に力を注ぐ若手職人の水谷真也氏が迎えられ、ストリートカルチャーの視点を取り入れたデザインが生まれました。

職人たちのこだわり


蒟蒻麻絲Tシャツは、以下の産地ごとの専門技術が結集しています。
  • - 有限会社ユニフル では、麻糸にコーティングを施し、独特の冷涼感を引き出すコンニャク糊加工を担当。
  • - 澤染工有限会社 の「ル・ポワン染め」は、麻糸の立体感を生み出す柚子剥きの技法。
  • - 株式会社大長 は、クール加工により滑らかで光沢のある触感を実現。
  • - ファイナル商事株式会社 は、アメリカンヴィンテージに則った縫製技術を駆使。
  • - 株式会社おおまえ の手捺染では、体温に応じて色が変化する独自の染料が使われています。

ストリートカルチャーとの融合

ストリートカルチャーは、常に新しいものを求める自由な精神を持ち、湖東繊維工業協同組合の伝統技術に根ざした新しい挑戦は、この文化と共鳴しています。「蒟蒻麻絲」の取り組みは、ファッションやクリエイティブな分野で活躍する多くの人々とのコラボレーションを生み出しています。

今後の展開


2025年には大阪で開催される関西万博において、滋賀県のイベントで「蒟蒻麻絲」Tシャツが出展される予定。また、彦根市のカフェ「NOWON」でも商品サンプルの展示が行われており、6月からの販売が見込まれています。地域活性化の観点からも、このプロジェクトは次世代の人材育成や新たな製品開発へとつながることを目指しており、今後も多角的な販路を構築していく考えです。

まとめ


「蒟蒻麻絲」ブランドのTシャツは、伝統と革新を融合させ、ただのアパレル製品にとどまらないメッセージを持つ商品です。多くの人々にこの特別なTシャツを手に取ってもらい、新しいファッションの価値を共感していくことが期待されます。4月7日からの先行販売において、ぜひその独自性を体験してみてください。

「蒟蒻麻絲」Tシャツの詳細と先行販売はこちら


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

会社情報

会社名
湖東繊維工業協同組合
住所
滋賀県東近江市垣見町760番地
電話番号
0748-42-0398

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。