インスタグラムを用いた新たなPR手法、タグピク株式会社が設立

インスタグラムに特化したPR支援を行うタグピク株式会社

日本国内でインスタグラムの月間アクティブユーザー数が3億人を超え、特に多くの企業がそのマーケティングの場として注目しています。この背景には、世界中でインスタグラマーが台頭し、一回の投稿で100万円以上の収益を上げる事例も存在します。加えて、2015年以降、Instagramは日本国内での広告配信を開始しており、企業はますますこのプラットフォームを利用する機会が増えています。

このような状況の中、タグピク株式会社が設立されました。代表を務める安岡あゆみ氏は、自身のインスタグラムアカウントを通じて多くのフォロワーを数えるインフルエンサーであり、このフレームを活かして企業の広告やプロモーション活動を強力にサポートしていきます。

提供するサービス

タグピクの提供サービスは、「優れた商品やサービスのトレンドを伝える」というコンセプトのもと、厳選した商品やサービスを紹介することに重点を置いています。具体的には、以下の2つの条件に基づくプロモーションを行います。
1. タグピクが抱えるインスタグラマーの嗜好性に一致した商品。
2. ブランドに対するロイヤリティが高いユーザーからの支持を得ている商品。

このような基準を設けることで、ユーザーにとって価値のある情報を提供しています。また、単にプロモーションを行うだけでなく、独自に選定した「#（ハッシュタグ）」をベースにしたメディア運営やアプリの開発も視野に入れています。

サービスの具体例

サービスの一例として、海外コスメブランド向けのプロモーションでは、約250万円で基礎化粧品のプロモーション企画を行い、20名程度のインスタグラマーを選定して広告効果を測定します。また、ECサイト向けのコンサルティングは月額50万円で提供し、収益向上を図る支援を行います。

対象となる企業

タグピクの顧客は、コスメや自動車、アパレル、旅行、グルメなど、多岐にわたります。特に、ブランドロイヤリティが高い企業には、ブランディングやマーケティング戦略を策定する際に大きな支持を受けられるでしょう。また、広告代理店やPR会社とも手を組んで、インスタグラマーを活用したスポンサード広告によるプロモーションも強化しています。