キリンが手掛ける新たな挑戦、「氷結®mottainai ふじりんご」登場!
2025年11月18日、キリンビール株式会社が新たに「氷結®mottainai ふじりんご」を発売します。この商品は、青森県と長野県から届けられる規格外の「ふじりんご」を利用し、フードロス削減を目的としたプロジェクトの一環です。果実本来の美味しさを存分に活かしつつ、持続可能な社会を目指すこの取り組みは、冷凍チューハイとして全国で楽しむことができます。
規格外果実を美味しく、そして価値あるものに
近年、果実農家は気候変動や後継者不足の影響を受けており、規格外とされる美味しい果実が廃棄される問題に直面しています。そこで、キリンは「モッタイナイ果実」と名付け、これらのおいしいものが廃棄されないよう、チューハイとして再生させる意義を持った製品を開発しました。プロジェクトの一環として、商品の売り上げ1本ごとに1円が日本の果実農家を支援する活動にも役立てられます。
「氷結®」の良さを支える果実農家の問題解決に貢献することが、この商品の使命です。たとえ見た目の良さに欠ける果実でも、その美味しさを見逃さない取り組みで、約9.6トンに相当する28,000個分の「ふじりんご」を救うことを目指しています。
商品の味わいと魅力
新商品「ふじりんご」は、シャリッとした食感とジューシーさが特徴で、甘味と酸味の絶妙なバランスが楽しめます。この商品は、特に色やサイズが原則的に規格外となってしまう、しかし味は保障された果実を使用しています。パッケージデザインは、自然に優しいイメージと新しさを強調し、コラボレーションの証を示す「食べチョク」のロゴも配されています。
社会に貢献するプロジェクト
このプロジェクトは、食品産業の持続可能な発展に向けて重要な進展を示すものであり、公益財団法人食品等持続的供給推進機構が主催する「食品産業もったいない大賞」において、審査委員長賞を受賞するなど、その成果が評価されています。今後もキリンは「モッタイナイ!を、おいしい!に。」というビジョンを掲げ、この取り組みを広げていく予定です。
ふじりんごティーも登場
さらに、キリンビバレッジ株式会社からは12月2日より「キリン 午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」の販売も開始されます。こちらも同様に規格外果実を使用し、フードロス削減に貢献することを目指しています。各製品は異なる顧客層にアプローチし、新たな価値を提供します。
まとめ
果実農家の課題解決を深化させるこのプロジェクトに参加することで、消費者が果実を選ぶ意思を再考し、選択の重要性を感じることができるでしょう。キリンの「氷結®mottainai ふじりんご」を通じて、美味しいだけでなく社会貢献につながる価値ある選択をぜひ体験してみてください。
詳細は、公式サイトをご覧ください。https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2025/1104_01.html