170周年を迎えた萩原酒造が新たなブランド展開を発表！

萩原酒造、170周年の新たな旅立ち

1776年に創業した茨城県の萩原酒造が、この度170周年を迎え、ブランドのリニューアルを発表しました。新しくなったロゴや製品ラインアップは、地域との関わりを深めつつ、未来志向の酒造りを目指していることを示しています。

特に注目すべきは、創業170周年を記念してリリースされる3種類の純米大吟醸。これまでの萩原にはなかった酒米と酵母の組み合わせによって、それぞれ独自の香味と余韻を生み出しています。これらは蔵開きイベントでのお披露目から、6月7日から一般販売が開始され、多くのファンから期待される商品となっています。

リニューアルの背景

再構築された「萩原」ブランドは、創業170周年を迎え、これからの世界へ羽ばたくための新たな一歩を踏み出しました。企業理念のもと、地域に根ざしながらも世界へ広がることを目指しています。「その一杯が、扉をひらく」というコンセプトのもと、誰かと共に過ごす時間を豊かにするお酒を提供することに注力しています。新デザインのロゴには萩原家の家紋「抱き茗荷」が反映され、伝統とモダンが融合した印象を与えます。

蔵開きイベントの盛況

2025年5月24日、萩原酒造では蔵開きイベントが開催され、大勢の方々が訪問しました。このイベントには約200名の来場者がおり、地元の日本酒ファンや家族連れ、中には子どもたちの元気な声も響くなど、和やかな雰囲気が漂いました。式典には地元の多くの方々が参列し、新たな「萩原」へ向けた期待が寄せられました。

また、角打ちやマルシェでは地元の飲食店が出店し、新たに投入された170周年記念酒の3種を楽しむことができました。特に「萩原純米大吟醸ひたち錦生酒」や「萩原純米大吟醸美山錦生酒」といった新商品は、高く評価され、多くの来場者に愛されていることがわかりました。

純米大吟醸3種の紹介

新たにリリースされた3種類の純米大吟醸は、以下のようにそれぞれ個性豊かな味わいを持っています。

1. 萩原純米大吟醸ひたち錦生酒
使用米：ひたち錦
精米歩合：40%
特徴：しっとりとした旨みと、凛とした後味が楽しめる。

2. 萩原純米大吟醸美山錦生酒
使用米：美山錦
精米歩合：40%
特徴：白桃を感じる甘みと華やかさ引き立つ瑞々しい口当たり。

3. 萩原純米大吟醸八反錦生酒
使用米：八反錦
精米歩合：50%
特徴：バナナやアカシアの花の香りがあり、ふくらみのある甘みが特徴的。

現在は生酒のみの販売が行われていますが、今後は火入れバージョンも登場予定です。すべて720mlの瓶で、価格は4000円（税抜き）となっています。これは、萩原酒造の公式オンラインストアや一部取扱店にて、数量限定で販売されます。

未来へ向けた新たな挑戦

萩原酒造は、創業から163年以上にわたり、地域の水と米にこだわった手作りの酒造りを実践してきました。新たなブランド展開を通じて、今後も地元と共に歩み続ける姿勢を大切にし、未来に向けた新しい挑戦を続けていくことでしょう。これからも萩原酒造の活動に注目していきたいですね。

【お問い合わせ】
萩原酒造株式会社
住所：茨城県猿島郡境町565-1
電話：0280-87-0746
営業時間：9時～16時30分（昼休憩12:00～13:00）
定休日：土・日・祝日、及び第2・第3土曜・日曜・祝日（冬季）
公式Instagram：hagiwara_sake

この記念すべき転換点を迎えた萩原酒造の今後の展開に期待が寄せられます。