いわきFCの若手MF鏑木瑞生選手が八戸に期限付き移籍し新たな挑戦へ

鏑木瑞生選手、ヴァンラーレ八戸へ移籍

いわきFCの若手選手、鏑木瑞生選手がこの度、ヴァンラーレ八戸に期限付き移籍することが決まりました。鏑木選手は千葉県出身で、2000年5月28日に生まれました。身長173cm、体重65kgの彼は中盤でプレーするMFとして、これまで数々のクラブチームを経ていわきFCへと辿り着きました。

鏑木選手はペガサスJFCから始まり、ドラゴンズ柏SCやクラブドラゴンズ柏などを経て、前橋育英高校、さらに拓殖大学で成長を遂げました。そして、2021年からいわきFCの一員としてJリーグでのキャリアをスタートさせました。

出場記録と成績

2024年シーズンにおける彼の出場記録は、J2リーグで3試合、リーグカップで2試合、天皇杯で1試合となっており、合計では12試合に出場しながらも得点は残念ながらありません。これは彼にとって貴重な経験であり、今後の成長の糧となることでしょう。

移籍に寄せる想い

移籍に際し、鏑木選手は「ヴァンラーレ八戸に移籍することになりました。『今年こそチームの勝利に貢献する』と自分で掲げてスタートしたシーズンですが、貢献できていないままでこの決断をするのは簡単ではありませんでした」と心情を語っています。自ら掲げた目標に対して達成できなかったことへの複雑な思いを吐露していますが、その思いを胸に新たな挑戦へと向かう決意を示しています。

「もっとピッチに立ってチャレンジしたい。もっと成長したい」と語る彼のまっすぐな思いが、これからのプロとしてのキャリアに対する強い意志を表しています。移籍後の新たな環境で、彼がどのように成長し、プレーを展開していくのか、ファンの期待が寄せられています。

いわきFCでの経験

特にいわきFCでの1年半は、鏑木選手にとって非常に濃密な時間であったと語ります。数々の悔しさを味わい、多くの学びを得た彼は、その経験をバネに八戸での挑戦に挑むとしています。

「いわきでの経験を活かして頑張ってきます！本当にありがとうございました！」との感謝のメッセージが、彼の新たな出発を感じさせます。