デーヴィッド・マークスと栗野宏文が語る新刊『STATUS AND CULTURE』トークショー

トークショーの開催について

デーヴィッド・マークスとユナイテッドアローズの上級顧問である栗野宏文が登壇するオンライントークショーが9月16日（月・祝）に開催される旨が発表されました。このイベントは、マークスによる新刊『STATUS AND CULTURE――文化をかたちづくる〈ステイタス〉の力学感性・慣習・流行はいかに生まれるか？』の刊行を記念したものです。

デーヴィッド・マークスと栗野宏文

『STATUS AND CULTURE』について

本書は2018年に刊行された傑作ノンフィクション『AMETORA――日本がアメリカンスタイルを救った物語』の著者であるデーヴィッド・マークスが新たに手がけたもので、文化の変動や流行の生成メカニズム、そしてそれに関連する「ステイタス」という概念について深く掘り下げています。

本書では、文化の変化を「ステイタス」、即ち社会における個人の重要性を示す非公式の指標として捉え、それによって様々な価値観や流行が生まれる過程を明らかにしています。特に、感性、習慣、流行、アイデンティティなど、我々の周りにある多くの文化的要素がどのように交錯するのかを具体的に解説しています。

栗野氏は、この書籍について「人は自分の立ち位置を意識し、その文化的生態系を理解することで、個々の「呪縛」から解放される」と評価しており、その推薦文は本書のテーマへの期待感を高めています。

トークショーの内容

トークショーでは、マークスと栗野が『STATUS AND CULTURE』の内容を深掘りしながら、特にインターネットが現代の文化やステイタスに与える影響についても議論します。このイベントは、文化論に関心のある方々にとって、非常に価値のある機会となるでしょう。講演の中では、実際の事例を交えながら、文化とステイタスの交差点についても言及する予定です。

参加方法とイベント詳細

イベントは、blueprint book storeで『STATUS AND CULTURE』を購入した方に限定されており、9月16日（月・祝）19時からZoomウェビナーで生配信されます。さらに、アーカイブ視聴は9月30日（月）まで可能となっており、参加者は好きな時間にこの貴重な講演を振り返ることができます。

- 日付: 9月16日（月・祝）19時～
- 配信プラットフォーム: Zoomウェビナー
- 参加条件: blueprint book storeにて書籍を購入

『STATUS AND CULTURE』は、筑摩書房から8月1日に発売され、価格は3,630円（税込）です。文化とステイタスに興味がある方、新しい視点を得たい方はぜひ参加してみてください。