ハフポスト日本版が国際文化会館ジャーナリズム大賞で特別賞受賞!「レイシャルプロファイリング」と「福島差別」報道が評価される
BuzzFeed Japan株式会社が運営するニュースメディア「ハフポスト日本版」が、第一回国際文化会館ジャーナリズム大賞で特別賞を受賞しました。
受賞対象となったのは、記者・國﨑万智氏の「日本のレイシャルプロファイリング」を巡る一連の報道と、ニュースエディター・相本啓太氏の「福島差別につながる画像問題」を巡る一連の報道です。
國﨑万智氏は、「日本のレイシャル・プロファイリング」を巡る報道で特別賞を受賞しました。國﨑氏は、ナイジェリアと日本にルーツを持つ中尾英鈴さんの体験を通して、警察による人種や肌の色を理由とした不当な扱い、つまり「レイシャルプロファイリング」の実態を浮き彫りにしました。
國﨑氏は受賞にあたり、「公権力による人権侵害を見過ごさず、取材を続ける」とコメントしています。
相本啓太氏は、「福島差別につながる画像問題」を巡る報道で特別賞ファイナリストに選出されました。相本氏は、福島原発事故後、福島の人々が受け続けてきた差別や偏見、そしてその原因となる情報発信の実態を明らかにしました。
相本氏は選出にあたり、「福島の人々や復興のためになる報道を続けていく」とコメントしています。
「ハフポスト日本版」は、「会話を生み出す国際メディア」「社会問題を解決するメディア」として、SDGs、働き方、ジェンダー平等、LGBTQ、ダイバーシティ、子育て、金融リテラシーなど、人々の価値観をアップデートする重点テーマを掲げ、記事を発信しています。
今回の受賞は、「ハフポスト日本版」が社会問題に対して真摯に取り組む姿勢と、その報道の質の高さを示すものです。今後も、社会に影響を与える報道を通して、人々の意識を変える力となることが期待されます。