誠品生活日本橋で開催される「頁をめくる。」特別企画
誠品生活日本橋が、2024年の5月30日(金)から6月29日(日)までの1ヶ月間、「頁をめくる。」をテーマに、紙の本の良さを再発見してもらうための特別企画を開催します。このイベントでは、様々なワークショップやトークイベント、作品展示を通じて、参加者が「紙の本」に触れ、その魅力を体験できます。
イベントの概要
「頁をめくる。」は、台湾の百貨店「誠品」グループが展開する国内初の試み。運営は株式会社有隣堂で、代表取締役社長の松信健太郎氏が率いるチームが企画しました。商業出版市場の縮小や読者の減少が問題視される中、本企画は、実際に紙で作られた本の手触りやデザインに新たな視点を提供することを目指しています。
多彩な企画内容
特別企画のキービジュアルは、スイスの「Most Beautiful Swiss Books」に選ばれた『Poemotion』や、デザイナーで作家の倉嶌隆広氏の作品が使用されます。これに合わせて、以下のようなイベントが予定されています。
倉嶌隆広氏によるモーションアートキットを使用したワークショップが6月28日(土)に開催され、参加者は自分だけのモーションアートを作成できます。
池澤夏樹氏と春菜氏によるトークイベントが6月7日(土)に行われ、彼らの読書体験や、本に対する思いを語る場が設けられます。
6月21日(土)と22日(日)には、個人出版物「ZINE」の発行者たちが集まり、独自の視点や経験を共有するイベントが実施されます。
読書会やワークショップ
さらに、平日の読書会や、製本キットを使った本づくりを体験できるワークショップも用意されています。参加者は、制限のない自由な発想で自分だけの本を作る楽しさを味わうことができます。
書籍やアイテムの紹介
会場内では、特定の書籍や文具関連商品の紹介も行われ、本を「読む」だけでなく「見る」「触れる」体験を通じて、改めて本の魅力を感じてもらうことが目的です。
参加方法と詳細
本企画は、東京の中央区日本橋室町に位置する「誠品生活日本橋」で実施されます。イベントへの参加詳細や申し込みの方法は、公式ウェブサイトにて案内されています。ぜひ、あなた自身の手で「紙の本」の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
東京都の文化や読書への関心を高める一助となるこの特別企画に、多くの方の参加を期待しています。