熊谷パークフェスティバルでの防災活動
2023年12月14日、熊谷さくら運動公園にて「第2回くまがやパークフェスティバル(くまパフェス)」及び「ぼうさいパークフェスティバル」が開催されました。これらのイベントは、一般社団法人協働型災害訓練が主催し、「つながることは備えること」というキャッチコピーのもと、地域の防災意識を高めることを目的にしています。
このイベントには、立正大学やフードバンク埼玉と共同出展し、防災に関連するさまざまな活動が紹介されました。特に注目されたのは、2025年2月に行われる「協働型災害訓練in杉戸」の紹介パネルです。これにより参加者は、未来の防災訓練の重要性や内容について理解を深めることができました。
会場では、防災備蓄食品の展示も行われ、それらの重要性や正しい備え方についての説明がなされました。フードドライブの実施もあり、地域の皆さんが持ち寄った食品を必要とする方々に届ける取り組みが進められました。このように、地域のつながりを強めるための活動が目白押しでした。
また、会場内では消防車両の展示や消防服の試着体験が行われ、来場者は楽しみながら防災について学ぶことができました。特に子どもたちには、自ら消防服を着る体験が大人気で、笑顔があふれていました。防災に関する知識を身につけることはもちろん、さまざまな体験を通じて興味を持つきっかけとなることを目的にした活動です。
この日のイベントは、ただの防災訓練の説明だけではなく、地域の皆さんが気軽に参加しやすいアクティビティを通じて、防災への意識を高める素晴らしい機会となりました。また、グルメブースやイベントブースも多数出展され、美味しい食事を楽しむことができるのも魅力の一つです。来場した多くの方々が、楽しい時間を過ごしつつも、万が一に備える大切さを再認識したことでしょう。
今後もこのようなイベントが続けられることで、地域全体での防災意識の向上が期待されます。また、協働型災害訓練はこうした活動を通じて、さらなる防災の普及と地域のつながりを支えていくことでしょう。これからも私たち一人ひとりが「備える」ことの重要性を理解し、日々の生活の中で少しずつ実践していくことが大切です。