クラウド型文字起こしサービス「ProVoXT」の進化
株式会社アドバンスト・メディアが提供するクラウド型文字起こしサービス「ProVoXT」は、2025年10月26日(日)に重要なバージョンアップを実施しました。このアップデートにより、同サービスはAI要約機能がより一層強化され、カスタムプロンプトの入力が可能となりました。これによって、ユーザーは自分の目的に応じた柔軟で的確な要約を簡単に行えるようになり、より幅広いシーンでの活用が期待されています。
新機能の概要
カスタムプロンプトによる要約の自由度向上
ProVoXTの新しい機能で特筆すべきは、ユーザーが任意のプロンプトを入力して要約を生成できる「カスタム」形式の追加です。これにより、教師の指示やビジネスのニーズに合わせた要約が可能になりました。これまでは、議題ごとの概要や要点をまとめる形式に限られていましたが、カスタムプロンプトにより、インタビューや会議の要約を特定の形式に調整するなど、より自由に要約を扱えます。
プロンプトのテンプレート保存機能
また、ユーザーはカスタムプロンプトをテンプレートとして最大100件まで保存できるようになりました。これにより、毎回初めからプロンプトを入力する必要がなくなり、操作がスムーズに。さらに、選択したテンプレートは編集可能であり、用途に応じて調整も行えます。過去の要約履歴も確認でき、特に効果的なプロンプトをテンプレートに登録することもできます。
要約結果の共有と編集機能
要約後の結果は、他のユーザーとのURL共有やファイル出力が可能です。これにより、生成された要約を同僚や上司に簡単に伝えられるだけでなく、必要に応じて編集も行えるため、実務におけるフレキシブルな運用が可能になります。また、要約履歴は最新10件まで確認できるようになり、作成者自身が過去の成果を振り返ることができます。
「VoXT One」との連携
ProVoXTは、「VoXT One」という単一プラットフォーム上でインクルードされており、ユーザーはスタンドアローン型の「ScribeAssist」との連携も可能です。これにより、それぞれの利用シーンに応じた最適なソリューションを選ぶことができ、さまざまな業種と規模のユーザーに対応しています。音声ファイルの認識やリアルタイムでの収録にも対応しており、効率的な業務運用を可能にします。
ウェビナーでの詳しい説明
新機能やサービスに興味のある方は、定期的に開催されるウェビナーに参加して詳細を学ぶことができます。参加者にはウェビナー資料や要約された文字起こしの全文が提供され、これらは社内での報告や共有に役立てることができます。興味のある方はウェビナーの申し込みをぜひご検討ください。
ProVoXTは、自治体から企業までさまざまな場面で活用が可能であり、業務のスピード化やコスト削減に大きく貢献しています。今後も進化を続けるこのサービスに注目が集まっています。