夫婦の時間の変化
2025-11-21 14:05:08

夫婦の時間意識の変化とは?20年を振り返る調査結果

夫婦の時間意識の変化とは?20年を振り返る調査結果



シチズン時計は、『夫婦の時間』についての意識調査を実施しました。本記事では18年以上にわたるデータを基に、夫婦間の時間に対する意識の変化を探ります。この調査は、全国の既婚男女400名を対象に行われ、休日の過ごし方や会話時間、家事の分担、育児の参加意欲など、夫婦の様々な側面にわたる意識を明らかにしています。

調査の概要



この調査は2025年の最新結果を含むもので、過去に行われた2020年および2005年のデータと比較されています。日常生活における時間配分から、相手に対するイライラのポイント、会話時間の現実と理想のギャップ、さらには満足度などについて詳しく分析されました。

会話時間の減少と休日の過ごし方



調査によると、夫婦の会話時間は20年で約20分減少し、休日には“会話ゼロ”の夫婦が約7%に達しています。これは、休日が静かな共存スタイルへシフトしていることを示唆しています。特に夫は、自分の時間を重視し、趣味に没頭する傾向が見られるようです。一方、共働き世帯が増加する中、休日における家事時間に不均衡が残っていることも明らかになりました。

イライラの原因



夫が妻に対して最も「長過ぎてイライラする」と感じるのは、外出前の身支度で44.5%がこれに該当します。一方、妻は夫のスマホやゲームの使用時間に不満を抱いていることが多いという結果が出ています。このように、夫婦間での時間に対する感覚のズレがストレスの原因となっている様子が伺えます。

家事と育児への意識の変化



共働きの割合は2020年の56.0%から81.8%に増加しましたが、家事時間の格差は依然として約2倍です。特に多忙な20〜40代の妻たちは、家事を減らしたいと考える割合が増加しており、育児に関しては父親の参加意欲が2倍に増加しています。若い世代ほど家庭への参加意識が高く、特別な日を重要視する傾向も強まっています。

理想と現実のギャップ



理想の会話時間は夫婦共に40%が「2時間以上」と回答する一方、現実の平均会話時間は約1時間強に留まっています。特に、妻は理想と現実のギャップが大きく、「もっと話したい」という気持ちが強いことがわかります。これは、生活リズムや仕事の忙しさが影響していると考えられます。

これらの結果から、夫婦間のコミュニケーションや時間の使い方への意識が変わりつつあることが明確です。特に、時代の変化により家事分担や育児の意識が進化する中で、新たな夫婦関係のスタイルが形成されることが期待されます。今後も夫婦の時間をどのように過ごしていくのか、その意識を持続的に追求していく必要があるでしょう。


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