地域公共交通政策の新たな一歩を踏み出す会議
今回は、国土交通省が主催する地域公共交通部会についてお知らせします。6月27日に開催されるこの会議では、地域公共交通政策の現状や今後の取り組みについて、有識者や関係者からの意見を集めることが目的です。
1. 会議の背景と意義
地域公共交通は、特に人口減少や高齢化が進む中、非常に重要な役割を果たしています。しかし、現在は運転手不足や地方自治体のマンパワー不足に直面しており、問題は深刻です。国土交通省は、昨年7月に「交通空白」解消本部を設立し、全国での交通空白解消に向けた取り組みを進めています。その一環として、令和7年度から9年度を「交通空白解消・集中対策期間」と定め、「取組方針2025」を策定しました。
2. 今回の部会の具体的内容
この度開かれる地域公共交通部会では、次のような議題が予定されています。まず、地域公共交通の現状を確認し、続いて今後の検討事項や論点についての議論が行われます。また、関係者からのヒアリングも予定されており、実際の意見交換が行われる見込みです。
3. 会議詳細
- - 日時: 令和7年6月27日(月)17:00~19:00
- - 場所: 国土交通省(中央合同庁舎3号館)4階幹部会議室、オンライン会議も実施(Microsoft Teams)
参加者は、報道関係者を含む関係者に限られます。特に、カメラ撮影を希望する方は、前日までに申し込む必要があります。会議終了後には記者ブリーフィングが行われ、報道機関の質問にも対応します。
4. 今後の期待
今後、この部会では地域公共交通の新たな制度的枠組みの構築に向けた具体的な議論が進められます。国土交通大臣からも早期の具現化の指示があったため、全国各地での交通空白解消に向けた具体的な施策が期待されています。
地域公共交通は今や生活の一部であり、その存続と発展は我々の生活に密接に関わっています。この会議を機に、多くの人々が意見を持ち寄り、より良い地域交通を築く一助となることを願っています。会議の内容は、後日国土交通省のウェブサイトにも掲載される予定です。