Jackeryと吉野川市が災害時のポータブル電源提供で提携

Jackeryと吉野川市、災害時の電源供給に関する協定を締結

2025年12月12日、ポータブル電源とソーラーパネルで世界的に知られるJackery（ジャクリ）の日本法人、株式会社Jackery Japanが徳島県吉野川市と「災害時におけるポータブル電源等の提供に関する連携協定」を締結しました。この協定は、災害発生時やその恐れがある場合において、両者が協力し合って必要な物資を円滑に調達できる体制を整えることを目的としています。

連携協定の重要性

この協定により、吉野川市の要請があった際には、Jackeryの物流拠点から優先的にポータブル電源やソーラーパネルが供給されます。災害が発生したとき、速やかに電源を確保することができる体制が整うことで、市民の安全と安心を支えることが可能になります。また、平常時でも防災訓練や地域イベントに活用し、防災啓発の促進にも貢献することが期待されています。

実証実験の実施

さらに、本協定では日常生活においてもポータブル電源やソーラーパネルの有効活用を図るため、吉野川市と共に実証実験を実施することを目指しています。実際にポータブル電源を活用することで、地域住民に対してその重要性や利便性を伝えるための取り組みが進められます。

Jackeryの寄贈製品

具体的には、以下の製品が吉野川市に寄贈されます：

- Jackery ポータブル電源 1000New：2台
- Jackery ポータブル電源 1000Plus：2台
- Jackery ポータブル電源 600Plus：1台
- Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル：1枚

この寄贈により、実際の災害時に即戦力となる製品が地域に供給され、安全な暮らしを実現するための重要な柱となるでしょう。

Jackeryの企業理念

Jackeryは2012年にアメリカのカリフォルニアで創立され、「持続可能なエネルギーがより身近になる社会」を目指して活動を続けています。さらに2016年からアウトドア用ポータブル電源を市場に投入し、2年後にはポータブルソーラーパネルも開発しました。これからも太陽光を利用した製品の開発を進め、より多くの人々に安心して生活できる環境を提供していく考えです。