日本の深海魚図鑑がついに刊行
2024年12月4日、株式会社山と溪谷社が新たに『日本の深海魚図鑑』を世に送り出します。この図鑑は、日本近海で確認されている136科423種類の深海魚を詳細に紹介する内容となっており、海の底に息づく不思議な生物たちを知る絶好の機会です。
深海大国・日本の魅力
ぐるりと海に囲まれた日本は、その水域に多様な生物が生息しています。特に深海魚はまだまだ謎が多く、好奇心を掻き立てる生態が数多く存在します。この図鑑では、そんな深海魚の姿や生態を深く掘り下げています。
特徴的なコンテンツ
1. 大型B5判で楽しめる
本図鑑は、読みごたえのあるB5判の大型サイズで作成されており、視覚的なインパクトも抜群です。家族や友人と一緒に見ることで、深海の神秘に対する理解がより深まることでしょう。
2. 厳選された美しい標本写真
全ページに亘って掲載された美しい標本写真は、鑑賞するだけでも楽しめるアートのような作品です。さまざまな深海魚が持っている特徴や色彩が引き立っており、まるで海底の世界を覗き込んでいるかのような感覚を味わえます。
3. 多様な視点からの解説
この図鑑には、全19人の専門家が執筆した解説が盛り込まれています。専門家それぞれの視点からの情報が集約されているため、幅広い知識を得ることが可能です。不思議な生態や名称の由来など、読者の知的好奇心を刺激する内容が満載です。
執筆陣の紹介
本書の編著者には、水産研究や博物館などで活躍する経験豊かな研究者が名を連ねています。代表的な執筆者には、岡本誠氏(水産研究・教育機構開発調査センター)と本村浩之氏(鹿児島大総合研究博物館)がいます。他にも、各地方の水産業や生物学の専門家たちが集まり、原稿を執筆しました。
価格と仕様
『日本の深海魚図鑑』は、定価5940円(本体5400円+税10%)で、184ページの内容となっています。特に、深海の多様性や魅力に興味を持つ方々には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
この図鑑は、一般の読者だけでなく、研究者や教育者にとっても貴重な資料となることでしょう。深海魚の生態を学び、海洋に対する理解を深めるための重要なリソースとしてご活用ください。
お問い合わせ
本書に関する詳細やお問い合わせは、株式会社山と溪谷社まで。
山と溪谷社 へのアクセスで、最新情報も随時提供されています。