新ショールームが虎ノ門にオープン
内装材のリーディングカンパニーである日の出工芸が、2023年9月19日に新たなショールームを虎ノ門に開設しました。このショールームは、デザイナーたちにインスピレーションを与える空間を提供し、商業空間のさらなる発展を目指しています。
背景と使命
コロナ禍を経て観光業や商業分野が復活の兆しを見せる中、日の出工芸はエンドユーザーとなるホテルや飲食店のニーズに応えるため、東京オフィスを虎ノ門に移転しました。その一環として、3Dプリンターを導入し、従来のデザインパネルに加え、立体的な内装材の提供を開始しました。
これにより、現代の内装業界に新たな可能性をもたらすことを目指しています。
ショールームの特徴
ショールームの設計には多くの工夫が凝らされています。エントランスには、NCルーターによって加工されたパネル「Dimple Shade」が配置されており、LEDサインと企業のロゴが目を引きます。これは創業60周年を迎えた日の出工芸の新たなスタートを象徴しています。
続いて、ショールーム内では、人気の透かし彫りパネル「RANMA」を実際に設置し、デザイナーがそれを評価できるようなインタラクティブな展示が行われています。ここでは、さまざまな仕上げを施した製品サンプルも用意されており、デザイナーたちの発想を刺激する環境が整えられています。特に、3Dプリンターで作られた造花が印象的で、訪れる人々の目を楽しませます。
感覚で楽しむサンプルコーナー
無機質系の人造木材を使用した基材や、多様な特殊塗装が施された素材を触って確かめられるコーナーが設けられており、直感的に製品を体験できます。さらに、デザインを彫り込んだサンプルは、光の角度によってその陰影が美しく変化し、参加者に新たなアートを体感させています。
内覧会の開催予定
2024年3月12日から15日には、このショールームでの内覧会が計画されています。内覧会では、製品紹介や案件相談が行われる予定で、参加は無料です。東京ビッグサイトで開催されるJAPAN SHOPの会期と併せて、業界のプロフェッショナルたちが集まる機会となります。
詳細情報
- - 会期: 2024年3月12日(火)~15日(金)
- - 開催時間: 各日10時~17時
- - 展示製品: 内装デザインパネル「Dimple Shade」、透かし彫りデザインパネル「RANMA」、他、さまざまな新作が展示されます。
- - 住所: 東京都港区虎ノ門3丁目7-11 神谷町アネックス2号館9階
このように、日の出工芸は新たな空間を通じて、内装業界の未来に新しい風を吹き込むことを目指しています。デザイナーたちが刺激を受け、より良い商業空間の実現に貢献することで、ブランドの価値を高めていく姿勢に期待が膨らみます。