幻の初ソロアルバム『1970』がLPで登場
ミッキー吉野の名は、特に日本の音楽シーンにおいて広く知られる存在です。彼が18歳だった1970年に録音されたアルバム『1970』は、その特異な音楽性から長い間未発表の状態でした。しかし、半世紀以上の時を経て、この貴重な作品が2026年11月25日に初めてLPレコードとしてリリースされることとなりました。
背景と制作経緯
『1970』は、ミッキー吉野がザ・ゴールデン・カップスに在籍していた時期に、豪華なミュージシャン陣とのセッションによって生まれました。彼はハモンドオルガンやクラビネットを駆使して多彩な楽曲を作曲し、編曲は著名な佐藤允彦。ドラムには猪俣猛、ベースは寺川正興、ギターは水谷公生、パーカッションは川原直美といった、時代を代表する一流のプレイヤーが参加しました。
しかし、このセッションは長らく封印されていました。運命的に2008年にマスターテープが発見され、CD『Me and '70s』として商品化されることで、その存在が知られるようになります。その後も、2016年にシングルがリリースされ、瞬時に完売したことから、ミッキー吉野の作品に対する興味と評価が改めて高まりました。
音楽の魅力とリスナーへの影響
本作は、ジャズ、ロック、さらにはサイケデリックな要素をも取り入れた多彩な内容が特徴です。1970年という時代背景を反映した楽曲は、聴く者に当時の混沌とした雰囲気を伝え、特にクラブDJたちの間で重宝されています。音楽のスタイルは、ミッキー吉野が持つ独自のリズム感覚とそのセンスが融合したもので、聴くたびに新たな発見があります。
例として、アルバム冒頭を飾る曲「GET WILD」や「HINODE」といったトラックは、その後の音楽シーンにも多大な影響を与えました。このような体験は、単なる音楽の聴取を超え、リスナーの心に深く残ることでしょう。
リリース情報と販売について
新たにリリースされるLP『1970』は、2026年最新のマスタリング音源を使っており、その美しい音質に期待が高まります。価格は税抜4,800円(税込5,280円)で、主要な販売店ではディスクユニオン、タワーレコード、HMV、Amazonなどが挙げられています。
収録楽曲
1. GET WILD
2. HINODE
3. ONE DAY...
4. A MOMENT
5. MUSHROOM FARM
6. SCUD RIDER
7. AGAINST THE GRAIN
8. KICK THE CAN
9. NO HURRY MY FRIEND
10. ULTIMATE FUTURE
まとめ
今なお音楽界で活躍を続けるミッキー吉野。その発展と変化を遂げた音楽スタイルは、時代を超えて愛されています。半世紀の時を経て、彼の初ソロアルバムがLPとしての形を持ち、新たなファン層を迎えることになるでしょう。この機会にぜひ、音楽の旅を体験してみてください。
【公式ホームページ】
ミッキー吉野 公式HP
【50周年サイト】
ゴダイゴ50周年記念サイト