企業人事部必見！ミドル・シニア世代のキャリア自律支援研修『三好ミドル・シニアブートキャンプ』開催

「人生100年時代」と言われる現代において、企業で働くミドル・シニア世代は、これまでとは異なるキャリアプランを真剣に考える必要に迫られています。一方で、企業にとっても、豊富な経験を持つミドル・シニア世代の力をどのように活かすかが大きな課題となっています。

このような状況の中、徳島県三好市では、企業で働くミドル・シニア世代を対象としたキャリア自律を支援する研修『三好ミドル・シニアブートキャンプ』を開催します。本研修は、三好市という非日常空間で5日間を過ごし、越境学習、異業種交流、地域・異文化体験を通じて、参加者が自分自身を見つめ直し、これからのキャリアストーリーを描くことを目的としています。

# 研修の背景とねらい

研修の背景には、ミドル・シニア世代を取り巻く以下の状況があります。

これまで企業にキャリアを預けてきたミドル・シニア世代は、長期化する働き方の変化に対応するため、「キャリア自律」を意識する必要がある。
人手不足が深刻化する中、企業はミドル・シニア世代の経験を活かす人材育成戦略を必要としている。
年齢による処遇の変化によって、ミドル・シニア世代の組織へのエンゲージメントが低下しているケースも見られる。
ミドル・シニア世代は、企業からの期待と自身の理想のキャリアとのギャップに悩むことが多い。

これらの課題を解決するために、本研修では「オルタナティブストーリー」という概念を用い、参加者が自身のキャリアを再構築することを目指します。長年企業で培ってきた価値観を「ドミナントストーリー」と捉え、自身の興味や価値観に基づいた新たなキャリアビジョンを「オルタナティブストーリー」として描き出すことで、より自分らしいキャリアを追求できるようになります。

# 研修プログラム概要

研修プログラムは、大きく４つの段階で構成されています。

1. 越境し非日常の環境のなかで自己理解を深める
三好市というアウェイな環境で、自身の役割や居場所を体験する。
価値観の異なる参加者同士がワークショップや対話を通じて、お互いを理解し、自己理解を深める。
2. キャリアの振り返りを行う
ライフラインチャートなどを通じて、自身のキャリアを客観的に振り返る。
参加者とのシェアを通じて、自身の強み、価値観、思い込みなどに気づく。
3. 異なる働き方・価値観に触れる
地域文化や価値観の異なる人々との交流を通じて、職業観や人生観を理解する。
地元の企業経営者や起業家との交流を通して、地方の課題や経営者の想いを学ぶ。
4. 今後のキャリアストーリーを描く
自身の強み、興味・関心、価値観などを基に、今後のキャリアやライフスタイルを描き、オルタナティブストーリーとして表現する。
オルタナティブストーリーをもとに、企業とのエンゲージメントを高められる「ロールモデル」を描き出す。

# 研修の成果

2024年2月に開催された第1期研修では、東京、大阪を拠点とする5社の企業から7名の参加者が、研修全体の満足度9.4点、地元企業訪問の満足度9.6点（10満点）と、非常に高い評価を得ました。

# 三好市について

徳島県三好市は、豊かな自然と観光資源に恵まれた、四国の山あいの町です。かつてはたばこの町として栄え、「四国のヘソ」と呼ばれ賑わいをみせていました。近年では、「日本三大秘境」のひとつである祖谷渓やかずら橋などの観光資源が注目され、2023年には国際的な認証機関より「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選ばれました。

人口減少が進む中、三好市では高校生によるSDGs修学旅行や、若手起業家による「イケダ夜市」、移住者による空き店舗や廃校のリノベーションなど、さまざまな世代が地方創生に取り組んでいます。

# 研修の詳細

募集対象: 企業で働くミドルシニア層（おおよそ40代後半～50代の方）
募集人数: 第2期、第3期ともそれぞれ12名程度（1社から1～3名程度）
研修日数: 4泊5日（初日と最終日は移動があるためほぼ半日）
開催時期:
第2期: 2024年9月9日(月)から13日(金)
第3期: 2024年10月14日(月)から18日(金)
申込期限:
第2期: 8月19日(月)
第3期: 9月20日(金)
研修施設: ウマバ・スクールコテージ、三好市地域交流拠点施設真鍋屋など
参加費用: お一人180,000円（消費税別）

# お問い合わせ先

メールアドレス: [email protected]
* ホームページURL: https://miyoshibcamp.com

本研修は、ミドル・シニア世代のキャリア自律を支援し、企業の活性化にも貢献することを目指しています。ぜひご検討ください。