フランクフルト・スタンダードデータセンターの完売について
ERPC(ELSOUL LABO B.V.が運営)が、フランクフルト・スタンダードデータセンターにおけるSolanaアプリケーションおよびAIエージェント向けの専有ベアメタルサーバーが全構成で完売したことを発表しました。さらに、同時にShreds Metal Ryzenの通常盤も完売となり、非常に高い需要があったことが示されています。
完売したサーバー構成
今回、完売となったのは以下のサーバー構成です。
- - Metal APP+(Ryzen 7950X / €298/月)— 継続的に完売状態。
- - Metal APP++(Ryzen 9950X / €398/月)— 新たに完売。
これらの構成は、業界最高のRyzenプロセッサを搭載し、ゼロ距離通信に対応。ユーザーにとって、フルスロットルターボ運用が可能なシステムを提供しています。
需要の急増に至る背景
フランクフルトはSolanaネットワークのバリデータステークが集中する地域として知られており、高頻度取引やDeFiでの需要が高まっていることが背景にあります。特に、CoinbaseやJupiter、Jitoなどの大手バリデータが集まっているため、専有ベアメタルサーバーへのニーズが急増。
さらに、OpenClawやClaude CodeなどのAIエージェントの利用が進む中、マルチエージェント並列開発に必要な高速ネットワークと高性能なコンピューティングリソースの需要が急上昇しています。家庭用ネットワークでは通信速度の問題から開発のスピードが遅れることが多いため、企業がこのようなハイパフォーマンスなサーバーを選ぶ理由が明らかです。
ERPCの品質基準
ERPCでは、すべてのサーバーにおいてファーストクラスのリソースを厳選しています。「スタンダード」という名称は、あくまでプレミアムとの相対的なものであり、リソース自体の質が低いわけではありません。
ERPCプラットフォームとのゼロ距離通信による速やかな通信を確保するため、各リージョンの確立されたデータセンターに設置。これにより、非常に高いパフォーマンスを維持しています。ただし、高需要の構成から順に在庫がなくなるため、需要が高いのも納得です。
研究開発とパフォーマンスの向上
ELSOUL LABOは、オランダの研究開発支援制度であるWBSOから2022年から5年連続で承認を受けており、特に超低遅延のSolana RPCインフラの研究開発を進めています。最近のアップデートでは、AMD EPYC第5世代へのアップグレードを行い、全リージョンでのHTTP化も実施しました。これにより、P99レイテンシで120ms以上の改善が達成されました。
次世代の選択肢としてのデータセンターの開設
ERPCは新たにSolana特化型のデータセンターを開設する予定であり、RIPE NCCから自社ASN(AS200261)を受け取っています。最新世代のAMD EPYC第5世代やAMD Threadripper PROを採用し、最適なネットワーク経路を設計することで、今まで二律背反とされているパフォーマンスとASNコンセントレーションスコアを両立させる予定です。この次世代データセンターは今月末または来月に利用開始される見込みです。
初期ロットはすでに予約が完売していますが、次回入荷分に関してはウェイトリストでの案内が行われる予定です。
お問い合わせ先
完売となった各構成や新データセンターについては、ウェイトリストを設けています。公式Discordにてサポートチケットを作成することで、入荷が確定した際には登録順でご案内します。
ERPCを利用いただいている皆様には、心より感謝申し上げます。