株式会社DTSが新たな3D住宅CAD「Walk in home 2024」を発表
2023年3月31日、東京都中央区の株式会社DTSが、3D住宅CAD「Walk in home」の最新バージョン「Walk in home 2024 Version1.1」の販売を開始しました。この新バージョンでは、ユーザーの要望に応える形で多くの機能改善が行われています。
階段やバルコニーの意匠表現が強化
新バージョンの最大の特徴は、階段、手すり、バルコニーといった設計要素の意匠表現が大幅に向上した点です。これにより、設計者はよりリアルで洗練された住空間の提案が可能となり、設計の意図を忠実に再現することができます。この強化によって、より一層創造的な設計が期待できるでしょう。
V-Ray6によるレンダリング性能の向上
また、3DレンダリングエンジンV-Rayがバージョンアップされ、V-Ray6に対応したことにより、レンダリング処理のパフォーマンスも飛躍的に改善されました。これまで時間がかかっていた高精細パース画像の生成が短時間で実行できるようになり、設計作業の効率が向上しました。よりリアルな質感表現や光の描写が可能になり、プレゼンテーションの説得力や魅力も一段と高まりました。
「Walk in home 360x」がブラウザ対応に
さらに、これまでモバイルアプリとして提供されていたプレゼンテーションアプリ「Walk in home 360x」が新たにブラウザに対応したことで、ユーザーはアプリをインストールせずともPCやタブレットから手軽にアクセス可能となりました。この機能により、建物データを360度の視点で確認できるだけでなく、直接画面上での素材変更や編集も直感的に行えるようになり、施主様とのコミュニケーションがより円滑になります。
「Walk in home」の魅力
「Walk in home」は、2000年4月から販売されており、ハウスメーカーやビルダー、工務店、建材メーカーなど多岐にわたる業界で活用されています。間取りの入力だけで広範な図面や高画質のCGパースが一気に作成できる利便性が、特に支持されています。確認申請に必要な面積図や構造平面図などの作成も可能で、まさに設計者の力強い味方です。
最新の「Walk in home 2024 Version1.1」は、建築業界に革新をもたらすツールとして注目されており、その機能や性能の向上によって、設計者の創造性をより豊かにすることでしょう。興味のある方は、公式サイト(https://walk-in-home.com/)を訪れて最新情報を確認してみてください。
会社情報
DTSは、金融、情報通信、製造、公共、建築分野向けにトータルシステムインテグレーターとして、幅広いサービスを展開しています。今回の「Walk in home」のバージョンアップも、DTSの全体的な技術力と専門性を反映したものです。興味のある方は、DTSの公式ホームページ(https://www.dts.co.jp/)をチェックしてください。