荏原実業株式会社の新たな始まり
荏原実業株式会社は、2024年10月1日より新たなパーパスを制定し、コーポレートブランドの刷新を行うことを発表しました。これにより、創業以来培ってきた事業の目的を再確認し、持続可能な社会に向けての一歩を踏み出します。
背景と確立したパーパス
1945年に創業した荏原実業は、風水力機械の販売からスタートし、設備のエンジニアリングや独自の環境製品の提供へと事業を拡大してきました。来年、創業80周年を迎えることを機に、環境や社会との関係を見直し、真に必要とされる価値を提供するために新たなパーパスを設定しました。
「人々の健康」、「快適かつ安心安全な暮らし」、「自然との共存」という理念を統合し、「心地よい環境」というシンプルな表現にまとめられました。また、その環境を次の世代に引き継ぐ意志を示すために「未来へつなぐ」というコンセプトを掲げています。
ブランドネームとロゴの特徴
今回のブランド刷新に伴い、新たに設定されたブランドネームは「Ebatens(エバテンス)」です。この名称は「荏原実業のトータル環境ソリューション」を象徴的に表現しています。
同時に新たにデザインされたブランドロゴは、Eの字が循環しながら繋がっていく様子を象徴しており、環境(Environment)と荏原実業(EBARA JITSUGYO)の両方の頭文字を使用しています。ブランドカラーには、明るいブルーとオレンジが選ばれ、未来に対する期待を感じさせる配色となっています。
提供する価値観
荏原実業による新たな価値の提供は「Designing solutions with technology and people」というスローガンに表されています。顧客や社会の課題に迅速かつ的確に対応し、健康で快適な生活をサポートすることを企業の使命としています。また、自然環境への配慮を常に考慮に入れた提案と実行が求められています。
今後の展望
ブランド刷新を通じて、荏原実業はお客様や社会とのコミュニケーションを密にし、ステークホルダーとの関係を強化する意向を持っています。また、社内でもインナーブランディングを進め、社員一人ひとりが企業の一員としての誇りを持ち、さらなる成長を遂げることを目指します。
これからの荏原実業の取り組みに注目が集まります。新しいパーパスのもとで、企業としての責任を果たし、持続可能な社会に貢献する姿勢を強化し続けることでしょう。
会社情報
荏原実業株式会社の本社は東京都中央区銀座に位置し、代表者は石井 孝氏です。今後の活動については、公式ウェブサイト(
https://www.ejk.co.jp)を通じて発表される予定です。