マザーハウスとブラインドサッカー日本代表が再びタッグを組む
日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)との連携により、マザーハウスが新たなバッグパック「Blind Soccer Traveler」をリリースしました。このプロジェクトは2018年に始まり、視覚障がい者と健常者が共に楽しめる社会を目指す取り組みの一環です。過去数年間にわたり、同社はブラインドサッカーの選手たちと共に、実用性とデザインを融合させたバッグを開発してきました。
進化するデザインと機能性
今回の新作バックパックは、限られた時間の中で多忙な生活を送るブラインドサッカー女子日本代表のキャプテン、若杉 遥選手からの要望を受けて誕生しました。彼女は「仕事から練習、週末には試合と、シーンを選ばず持ち運べる大容量のバッグがあれば嬉しい」と語りました。この声に応える形で、マザーハウスは「Blind Soccer Traveler」を開発。
特徴的なデザイン
このバックパックは、使用するシーンを選ばないシンプルながら洗練されたデザインが特徴です。特に注目すべきは、その大容量と収納の工夫です。上部には独立したポケットがあり、内部も仕分けしやすい構造になっています。両サイドには汚れや水に強い素材が使われており、濡れた物を入れても安心な作り。もちろん、止水ファスナーが採用されているため、急な雨にも耐えられます。
新たなショルダーバッグも登場
バッグパックの他にも、ミドルサイズのショルダーバッグ「Blind Soccer Middle Shoulder」も同時に発表されました。こちらは、500mlのペットボトルが入るサイズで、軽量ながら上品なデザインが魅力。旅行やお食事会の際に役立つアイテムとしても重宝されそうです。
物作りへのこだわり
マザーハウスは、ただ商品を売るのではなく、社会に還元する活動も重要視しています。売り上げの一部は、ブラインドサッカーの普及に貢献するため、一般財団法人インターナショナルブラインドフットボールファウンデーションに寄付されています。このようにして、途上国の職人たちの技術を駆使した商品を通じて、社会の課題解決を目指しています。
商品詳細
Blind Soccer Traveler
- - サイズ: 48cm×28cm×19cm
- - 素材: 外装(ポリウレタン、牛革)、内装(綿、牛革)
- - 重量: 約1,135g
- - 価格: 49,500円(税込)
- - カラー: ネイビー、ブラック(全2色)
詳細は
こちら。
Blind Soccer Middle Shoulder
- - サイズ: 22cm×29cm×9cm
- - 素材: 外装(ポリウレタン、牛革)、内装(綿、牛革)
- - 重量: 約435g
- - 価格: 27,500円(税込)
- - カラー: ネイビー、グレージュ、グレー、ブラック(全4色)
詳細は
こちら。
まとめ
以上のように、マザーハウスが手掛ける新作やその背景にある思いは、単に商品の販売にとどまるものではなく、未来の社会に向けた大事な一歩です。視覚障がい者や社会的に弱い立場にある人々に対する理解が進む中で、彼らが活躍できる場を一つでも増やしていけるよう努めていきます。