アルマ・クリエイションとエッジソン・マネジメント協会が共創プロジェクトを発表
アルマ・クリエイション株式会社は、教育分野における新たな取り組みとして「PABLOS」というデジタル図書館を利用した共創プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づいています。特に、同社の学生団体「MαI Quest」が開発した探究学習コンテンツを全国の教育機関へ展開し、高校生の学びをサポートすることを目指しています。
MαI Questによる探究学習支援
この共創プロジェクトの一環として、「MαI Quest」が制作した探究学習コンテンツが「PABLOS」に搭載されることで、高校生たちが自己の価値観や社会を見つめ直すきっかけを提供します。また、このプラットフォームを通じて、教育現場で探究学習を推進する教師たちに対して無償のサポートも行います。具体的には、授業案やオンライン講座、職業図鑑などが無償で提供され、教師たちの授業準備を支援します。
産学連携で充実した学習環境を
さらに、アルマ・クリエイションは「PABLOS」を通じて、教育支援に賛同する専門家や地域社会とも連携を図ります。この協力体制により、探究学習コンテンツはより充実したものとなり、全国の学生に質の高い教育機会が提供されることが期待されています。アルマ・クリエイションとエッジソン・マネジメント協会は、次世代リーダーの育成を進め、地域社会や専門家との連携を強化することで、教育コンテンツの向上を図ります。
全国大会での取り組み紹介
アルマ・クリエイションは、2024年8月10日に開催される「令和6年度学修デザイン研究会・全国大会」において、「PABLOS」を活用した探究事例を発表する予定です。これにより、福島県の高校生や大阪府の小学生と各国大使館、企業のDXチームとの連携事例が紹介され、探究学習がどのように進められているのかが報告されることになっています。
アルマ・クリエイションの革新的な取り組み
アルマ・クリエイションは、デジタル図書館「PABLOS」を基にした産学連携プロジェクト「探究リンク」を推進しています。このプラットフォームは、国内の約2.2万社が利用しており、AI学習プラットフォーム「UMU」を基礎にしています。これにより、学生や企業が更なる学びを得るための環境が整えられています。
エッジソン・マネジメント協会の役割
エッジソン・マネジメント協会は、リンクアンドモチベーションによって設立され、若者が社会や自分自身を見つめ直し、新たな目的をもって行動できるような人材の育成を目指しています。学生団体「MαI Quest」は、このような理念のもと活動をしており、今後も日本全国での若者の育成を進めていく意向です。
最後に
アルマ・クリエイションのこの取り組みは、単なる教育支援に留まらず、次世代の社会を担うリーダーを育成することを目的としています。大阪・関西万博に向けたこのプロジェクトを通じて、教育の質を向上させ、多様な価値観を育んでいくことで、未来の社会に貢献することが期待されます。