隈研吾のデザインが生んだ美しい循環する器『トランスウッド・テーブルウェア』

隈研吾の新作『トランスウッド・テーブルウェア』とは

建築家の隈研吾氏が手がけた新しい器『トランスウッド・テーブルウェア』が、レクサスコレクションに加わりました。この器は、環境に対する配慮をもってデザインされており、持続可能なライフスタイルを提案しています。

サステナビリティに配慮した新素材

『トランスウッド』は、間伐材と廃食用油を材料として使用したバイオマス樹脂を用いています。この環境にやさしい新素材は、軽さと耐久性を兼ね備えており、割れにくい特性が特徴です。料理を引き立てる黒色の美しいグラデーションが施された3つの器は、シンプルながらも上質な印象を与えます。

少ない皿数で多様な料理を演出できるこの器は、家庭の食卓を一層華やかにするでしょう。さらに、使用後は自然に還元される特性を持っているため、地球環境への負荷を軽減することもできます。

落ち着いたデザインと機能性

トランスウッド・テーブルウェアは、3つのアイテムで構成されています。プレートが2つ（直径270mm、210mm）、ボウルが1つ（直径150mm）で、サイズ感もほどよく様々な用途に使えます。これにより、少数の器でさまざまな料理を楽しむことができます。

特に、食材の色合いを引き立てるデザインは、一皿一皿の魅力を引き出し、食卓を美しく演出いたします。家族や友人との特別なひとときを、トランスウッド・テーブルウェアで楽しむことができるのです。

デザインの背景にある隈研吾氏のビジョン

隈研吾氏は1954年生まれの著名な建築家であり、1990年に自身の設計事務所を設立しました。彼は慶應義塾大学や東京大学で教授としても活動しており、現在は東京大学の特別教授・名誉教授を務めています。彼のデザインアプローチは、自然と人間、そして技術との調和をテーマにしたもので、世界30か国以上で数多くのプロジェクトに関わっています。

その革新的な考え方は、建築のみならず、日常のアイテムにおいても生かされています。トランスウッド・テーブルウェアは、彼の自然と技術との新しい関係を表現した作品の一つなのです。