日本オペラ振興会、2025/26シーズンラインナップを発表
公益財団法人日本オペラ振興会が、2025/26シーズンのラインナップを公開しました。本シーズンには、さまざまなオペラ作品が演じられ、注目の新制作や世界初演が盛り込まれています。ファンにとっては見逃せない内容となっています。
2025/26 シーズンラインナップ
藤原歌劇団公演
まずは、藤原歌劇団の公演情報です。特に注目されているのは、C.グノーによる全5幕のオペラ「ロメオとジュリエット」です。この公演は、2025年4月26日と27日にテアトロ・ジーリオ・ショウワで開催され、新たに制作されることになっています。指揮は園田隆一郎が担当し、演出は松本重孝が手がけます。
出演者には、4月26日には清水徹太郎がロメオを演じ、光岡暁恵がジュリエットを演じる予定です。4月27日には山本康寛がロメオを、米田七海がジュリエットを演じます。他にも多くの才能あるキャストが参加します。合唱は藤原歌劇団合唱部が務め、オーケストラはテアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラです。
ラ・トラヴィアータ公演
次に、G.ヴェルディ作曲の「ラ・トラヴィアータ」の三公演が新国立劇場オペラパレスで行われます。この全3幕の作品は、2025年9月5日から7日までの間に上演され、指揮は阿部加奈子、演出は粟国淳が担当します。
豪華なキャスト陣が期待されており、各日それぞれ異なる出演者が取りそろえられています。特に、モダンな演出が話題となること間違いなしです。
妖精ヴィッリとカヴァレリア・ルスティカーナ
2026年1月31日と2月1日には、G.プッチーニ作の「妖精ヴィッリ」とP.マスカーニ作の「カヴァレリア・ルスティカーナ」が上演されます。これらは、東京上野での新制作公演となっています。さらに愛知県芸術劇場でも公演が予定されています。
指揮は柴田真郁、演出は岩田達宗が行います。それぞれの公演には多くの役どころが用意され、魅力的なキャストが出演予定です。
新作オペラの世界初演
最後に、日本オペラ協会の公演ですが、2026年3月7日と8日には大石みちこ原作・台本の「奇跡のプリマ・ドンナ」が新宿文化センターで上演されます。この作品は新作であり、世界初演となります。指揮は田中祐子、演出は岩田達宗が務めます。
出演キャストはまだ未発表ですが、期待される新たな才能の登場が楽しみです。この公演を通して、新しいオペラの魅力を体験できることでしょう。
まとめ
2025/26シーズンの日本オペラ振興会のラインナップは、豊かで多彩な作品が揃っており、観客にとって素晴らしい体験を提供してくれることでしょう。詳細なキャストやチケット情報については公式サイトをチェックしてください。オペラの魔法に、皆さんもぜひ触れてみてください!