静岡県のスタートアップシーンを未来へ繋ぐ「しずスタSUMMIT2025」開催決定

静岡県のスタートアップ支援シーンの進化

2024年に設立された一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会（SVSA）は、今年で1周年を迎え、その活動の一環として「しずスタSUMMIT2025」を開催することが知らされています。このイベントは静岡県内のスタートアップエコシステムの現状と未来について深く掘り下げる機会です。6月19日（木）に静岡市のクーポール会館で行われる予定で、地域の起業家や投資家、行政関係者が一堂に会し、貴重な情報交換の場となります。

スタートアップエコシステムの発展

最近、静岡県ではスタートアップの創出と育成が戦略的に進められています。「静岡県スタートアップ支援戦略2025」では、2028年度までにスタートアップ数を260社に増やす目標が掲げられており、累計284億円以上の資金調達を見込んでいるのです。こうした目標は、静岡県の経済を活性化するための道しるべとなるでしょう。また、特に注目すべきは、県が実施する新たな支援制度「ファンドサポート事業」。これは最大4,000万円の補助金を提供し、スタートアップの成長を促進するものです。

「しずスタSUMMIT2025」詳細

「しずスタSUMMIT2025」では、SVSAの設立からの歩みを振り返ることに加え、地域経済の未来を考える多様なプログラムが用意されています。第一線で活躍するベンチャーキャピタリストたちをパネリストに迎え、サステナビリティや地域資源を活かした新たなビジネスモデルの可能性について語ります。また、静岡県内の事業後継者やスタートアップが参加するピッチコンテストは、将来要注目の企業を知る絶好の機会です。

参加対象と参加費

参加費は5,000円で、懇親会も含まれています。スタートアップ企業や起業家、投資家たちの他、アトツギや新規事業担当者、また行政や支援機関関係者など、静岡の未来に関心のある方が対象です。

コミュニティとの連携

SVSAは「Shizuoka Startups Community」というオンラインコミュニティも運営しています。ここでは情報共有やネットワーキングが促され、県内のスタートアップ支援機関や資金提供者との連携の強化が図られています。

地域経済の活性化を目指すSVSAと共に、静岡県のスタートアップの未来を考える「しずスタSUMMIT2025」。この機会に是非参加し、地域の可能性を感じ取ってみてはいかがでしょうか。