国内最大級のマイクロインフルエンサープラットフォーム『Follop』が新たな展開へ
最近、国内で1万人を超えるマイクロインフルエンサーを有するプラットフォーム『Follop』が、株式会社プロビズにインフルエンサーマーケティング事業を譲渡しました。この動きは、SNSマーケティングにおける非連続的な成長を目指したものであり、両社にとって重要なステップとなります。
Follopの強みと成長の背景
『Follop』は2019年に立ち上げられ、これまでに300社以上の顧客に対して5,000件を超える案件を支援してきました。企業が自社の商品やサービスをPRするキャンペーンを企画・掲載し、登録されたインフルエンサーがそれに応募するというマッチングプラットフォームの仕組みを採用しています。特に、インフルエンサーのフォロワー層を企業のターゲット層に合わせるという特徴があり、効率的なマーケティングが可能です。
代表取締役の富山知輝氏は、自らの留学経験を活かし「個人の価値が評価される世界を創る」というビジョンのもと、このプラットフォームを成長させてきました。1万人を超える多様なインフルエンサーを集め、国内最大級のプラットフォームに育て上げることに成功しています。
事業譲渡の理由とは
今回の譲渡に際し、富山氏は「プロビズ社との出会いが新たな可能性を拓く」とコメント。プロビズ社の代表取締役会長兼社長の二井矢祥氏との連携により、幅広い業界へのインフルエンサー活用の具体的なユースケースが見えてきたとしています。これにより、インフルエンサーの活動のフィールドが広がることを期待しています。
プロビズの意義
株式会社プロビズは2021年に設立され、SNSマーケティング事業を新たな成長エリアとして位置づけています。『Follop』の買収により、マイクロインフルエンサープラットフォームのデータベースを活用し、潜在顧客層へのアプローチを強化する狙いがあります。特に、EC/D2Cブランドにとって、その影響力は絶大であり、マーケティング戦略に不可欠な存在となっています。
新たなサービスの展開
事業譲渡後、プロビズ社は『Follop』を主軸にした新たなインフルエンサーマーケティングサービスを提供する計画です。両社のリソースを統合することにより、マイクロインフルエンサーとSNSを活かした新しいマーケティング施策が期待されています。ニッチな市場で新たな商品やサービスを展開したい企業への支援を強化し、インフルエンサーを通じて新たな挑戦を後押しする意向を示しています。
終わりに
『Follop』がプロビズに事業を譲渡したことで、今後のインフルエンサーマーケティングに新しい風が吹き込まれるでしょう。5年足らずで築き上げた実績を基に、さらなる成長を実現するための新たなステージへと進むことに期待が寄せられています。今後、利用者や企業にとって、どのような新しい価値が提供されるのか注目です。